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物質工学専攻の漆原 大典さんが日本結晶学会2015年年会にてポスター賞を受賞しました。

2015年11月18日掲載


物質工学専攻の漆原 大典さん(浅香研究室)が、日本結晶学会2015年年会にて、ポスター賞を受賞しました。

日本結晶学会ポスター賞とは

日本結晶学会は年会のポスターセッションにて、優秀な発表した若手研究者に日本結晶学会ポスター賞を贈呈し、表彰しています。

受賞研究テーマ

透過電子顕微鏡法と単結晶X線回折法による層状ペロブスカイト強誘電体Bi4Ti3O12の結晶構造解析

受賞研究内容

強誘電体は、外部電場によって自発分極が反転する材料であり、大きな誘電率を示す材料でもあります。これらの性質を利用して、強誘電体不揮発メモリ、積層セラミックコンデンサのような様々な電子素子へ応用されています。私どもは、これらの特性と結晶構造や微細組織の関係を調査し、材料設計への新たな知見を得ることを目的として研究を行っています。本発表では、分析スケールの異なる二つの回折手法(単結晶X線回折および電子回折)を用いて精密な結晶構造解析を行い、メモリ材料への応用が期待されるBi4Ti3O12の強誘電性の発現起因について報告しました。

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研究に使用した単結晶X線回折装置を操作する漆原 大典 さん

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