国立大学法人名古屋工業大学

文字サイズ
検索

就職・キャリア・学生生活

ホーム > 就職・キャリア・学生生活 > 名工大キャンパスニュース一覧 > 共同ナノメディシン科学専攻の松崎浩平さんがフルオラス科学研究会第9回シンポジウムにて優秀ポスター発表賞を受賞

共同ナノメディシン科学専攻の松崎浩平さんがフルオラス科学研究会第9回シンポジウムにて優秀ポスター発表賞を受賞

2016年10月24日掲載


受賞者

共同ナノメディシン科学専攻 松崎浩平 (柴田哲男研究室

受賞名

フルオラス科学研究会第9回シンポジウム 優秀ポスター発表賞

受賞の内容

 柴田研究室(共同ナノメディシン科学専攻、柴田哲男教授)で開発に成功した、フッ素コーティングされたサブフタロシアニン色素を光触媒反応に応用しました。具体的には、本色素を触媒として可視光を照射することで、医薬品中間体として期待される含フッ素化合物の合成に成功しました。本色素はフッ素コーティングをしたことで、溶解性や耐光性の向上が明らかになっており、機能性色素としての更なる応用が期待されます。

matsuzaki_research161024.jpg

 

今後の抱負

 このような賞を頂き、大変嬉しく思います。含フッ素化合物は機能性材料や医農薬品などに幅広く利用されており、含フッ素化合物の合成研究は工学や薬学の分野の重要課題と言えます。本研究はサブフタロシアニン色素を光触媒として用いて、含フッ素化合物を合成した世界初の例です。今後も、フッ素化合物の機能性に着目して、新たな研究分野を拓いていきたいです。

matsuzaki受賞式161024.jpg

左から2人目が松崎浩平さん

ページトップへ