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生命・応用化学専攻の中嶋健人さんが平成28年度日本セラミックス協会東海支部学術研究発表会で優秀講演賞を受賞

2016年12月20日掲載


受賞者

 生命・応用化学専攻 博士前期課程1年 中嶋健人 ( 岩本研究室

受賞名

平成28年度日本セラミックス協会東海支部学術研究発表会 優秀講演賞

研究内容

次世代の分離膜材料として期待されるベータ型ゼオライトを対象に、通常の水熱合成条件とは異なる極微量の水蒸気共存下での材料合成と、XRD解析で得られる結晶化度の温度および時間依存性を、従来提唱されている無機材料の結晶化理論に基づいた速度論的手法で解析することで、ゼオライトの特異な初期結晶化機構の存在を提唱しました。

本研究成果は、CRESTプログラム「精密分子ふるい機能の高度設計に基づく無機系高機能分離材料の創製」の一環として実施したものです。

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今後の抱負

今回このような賞を頂けたことを非常に光栄に思います。本研究を行うにあたり多くの方々から多大なご支援をいただきました。この場を借りて感謝申し上げます。今回の研究テーマであるベータ型をはじめ、ゼオライトは長年分離膜や触媒としての応用が研究されている材料です。私も今後、自身の研究を通してこうしたゼオライト材料の更なる応用・発展に貢献してゆきたいと思います。

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