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更新情報

歓迎式典で見ることのできる、日本初公演の戯曲「これはあなたのもの」あらすじを公開

これはあなたのもの "Something That Belongs to You"

  原作 ロアルド・ホフマン

  翻訳 川島 慶子

  脚本 川邊 優子

  演出 多田木 亮佑

 

あらすじ

 1992年のアメリカ。フィラデルフィアに住む81歳のユダヤ人女性フリーダ・プレスナーは、息子のエミール一家と静かに暮らしていた。あるときウクライナからフリーダ宛に一通の手紙が届く。戦争中に預かったものを返したいというのだ。じつはフリーダは、第二次世界大戦中にナチスのユダヤ人迫害から逃れるため、当時5歳のエミールと、ポーランドのウクライナ地方にある村の屋根裏に隠れていた経験を持つ女性だった。つまりこの母息子はアメリカ生まれではなく、戦後に移住してきた移民一世である。

 ちょうどそのころ、孫娘のヘザーが、高校の宿題でナチスのユダヤ人迫害についてレポートすることになり、祖母のフリーダに戦争中の話を聞きたいとせがむ。戦争で傷ついた多くの人々と同様、フリーダもエミールも、自分たちの家族にさえ戦争中の話をしてこなかった。ところがウクライナからの手紙と、ヘザーの学校の課題という二つの事件が、この二人が心の中に閉じ込めてきた記憶を呼び覚まし、過去の悪夢が蘇る。フリーダはあの時、夫を、父を、妹を、多くの友人たちを虐殺されたのだ。しかも憎しみは複雑だった。なんとフリーダは、ナチスよりもウクライナ人を「ひとごろし」と呼んではばからない。エミールは、自分たちを匿ってくれたのもウクライナ人ではないかと母と諭すが、耳をかさない。それどころかナチスに抵抗して銃殺された夫を「絶対にゆるさない」とまで言い張る。幼いときに父を失い、それゆえ父を英雄視するエミールは、母の言葉に動揺する。

 やがてウクライナから客人が訪れ、ひとつの贈り物をする―金の指輪。フリーダは「これはあなたのもの」と突き返すのだが...

 

あらすじ原文(ロアルド・ホフマン公式ウェブサイトへ)

歓迎式典プログラム

 

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