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名工大−自然科学研究機構合同講演会第三回講演会を開催しました

カテゴリ:イベント|2011年10月14日掲載


名工大―自然科学研究機構合同講演会の第三回講演会(名古屋工業大学-分子科学研究所 合同講演会)を2011年10月3日月曜日の午後開催しました。分子科学研究所(以下、分子研)から4件の講演、本学から3件の講演があり、いずれの講演に対しても活発な議論が交わされました。参加者は分子研から16名、本学の教職員が27名、学生が54名の計97名でした。

講演の内容は次世代太陽電池を含めたデバイス・材料関係から、生体機能・材料など生命科学に関するもの、さらにはそうした材料の電子構造の最新の分析技術などきわめて幅のあるものでした。そのように幅広い内容であるにも関わらず大変活発な議論が行われたのは、いずれの研究も分子レベルの精密な制御を必要とする科学であるという共通項に加え、何よりすべての講演内容が素晴らしくハイレベルで魅力的であったことも要因のひとつです。講演者から「異なる立ち位置の研究者から意外な視点のコメントをもらって驚いたが今後の研究の一つの方向として考えたい」という感想も聞かれました。この感想に代表されるように、機関を越えて、分野を越えての今回の講演会はとても実りあるものとなりました。

名工大と分子研の間にはすでに装置の相互利用などを通じて緊密な連携が行われています。しかし、今回の講演会では「分子研(名工大)ではこんな研究を行っているのだ」と新たに気づかされた方もいました。こうした発見を通じて、単なる装置の相互利用にとどまらない新たな共同研究のスタートにこの講演会がつながっていくことが期待されます。また、それを実現するために今回の講演会のような研究交流がますます活発に行われることも期待されます。

名工大 樋口真弘教授による講演「自己組織化によるナノ微粒子の空間配列制御」名工大 樋口真弘教授による講演「自己組織化によるナノ微粒子の空間配列制御」
 

分子研 木村真一准教授による講演「固体の機能性を生み出す電子構造の分光研究」分子研 木村真一准教授による講演「固体の機能性を生み出す電子構造の分光研究」
 

分子研 魚住泰広教授による講演「水中での触媒的有機変換:新しい反応駆動システム」分子研 魚住泰広教授による講演「水中での触媒的有機変換:新しい反応駆動システム」
 

分子研 青野重利教授による講演「ヘムが関与する生体機能制御の分子機構」分子研 青野重利教授による講演「ヘムが関与する生体機能制御の分子機構」
 

講演会後の記念撮影講演会後の記念撮影


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