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第三回東日本大震災緊急講演会を行いました

カテゴリ:イベント|2011年05月11日掲載


名古屋工業大学は東日本大震災を受けて、第三回緊急講演会を5月11日に行いました。

当日は、市之瀬敏勝(社会工学専攻教授)、井戸田秀樹(社会工学専攻教授)、梅村恒(社会工学専攻准教授)、佐藤篤司(創成シミュレーション工学専攻准教授)、が約2時間にわたり講演しました。
参加者が120人と、第一回、第二回に引き続きこの課題に対する関心の高さが窺えました。

各担当教員の講演概要は下記のとおりです。

市之瀬教授
今回の地震の概要、地震動の特徴、建物被害との関連について解説
当日配付資料:市之瀬(PDF)

佐藤准教授
震度7~6弱が記録された地域を中心とした鉄骨造建物の被害状況と建物被害から得られた教訓について解説
当日配付資料:佐藤(PDF)

梅村准教授
鉄筋コンクリート造建物の地震動による被害について解説
当日配付資料:梅村(PDF)

井戸田教授
木造住宅の被害の特徴と、今回の大規模地震災害を受けて、来るべき東海・東南海地震の対策について解説
当日配付資料:井戸田(PDF)

各教員は現地調査結果や現地の写真を用いて、過去の地震と比較をしながら解説しました。講演後の質疑応答では、講演内容に関するもののほか、原子炉建屋の耐震性などの質問が寄せられました。

講演者略歴(講演順)

教授 市之瀬 敏勝
1977年名古屋工業大学 工学部 建築卒業
1982年東京大学 工学系研究科 建築 博士課程修了
【専門分野】鉄筋コンクリート構造学

准教授 佐藤 篤司
1998年名古屋工業大学 工学部 社会開発工学科卒業
2003年名古屋工業大学 工学研究科 社会開発工学専攻 博士課程修了、日本学術振興会特別研究員、University of California, San Diego客員研究員、京都大学 助教を経て2010年より名古屋工業大学
【専門分野】鉄骨構造学

准教授 梅村 恒
1995東京大学 工学部 建築学
1992年東京大学 工学系研究科 建築学 博士課程修了
【専門分野】地震工学

教授 井戸田 秀樹
1983年名古屋工業大学 工学部 建築卒業
1988年東京工業大学 理工学研究科 建築学 博士課程修了、愛知産業大学造形学部 助教授、イリノイ大学客員研究員を経て2001年より名古屋工業大学
【専門分野】木質構造学,鉄骨構造学

 

地震のメカニズムについて説明する市之瀬教授地震のメカニズムについて説明する市之瀬教授

 現地調査について報告する梅村准教授現地調査について報告する梅村准教授

写真を用いて説明する井戸田教授写真を用いて説明する井戸田教授

質問に答える佐藤准教授質問に答える佐藤准教授

 


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