グローバル化が加速する21世紀の世界経済の中にあっては、高度で豊かな語学力・コミュニケーション能力や異文化体験を身につけ、国際社会に積極的に関与し貢献するとともに、日本がより豊かで強く、かつ様々な価値観を大切にする国になるための礎となる「人材」を継続的に育てていかなければなりません。

政府の新成長戦略実現会議の下に設置された「グローバル人材育成推進会議」の審議まとめ「グローバル人材育成戦略」（平成24年6月4日）においても、社会全体のシステムをグローバル化時代に相応しいものに構築し直し、個々人の人生設計を柔軟かつ多様に支援する複線型の社会システムへと変革しなければならず、そのための第一歩であり眼目といえるのが、国家戦略の一環としての「グローバル人材の育成」にほかならない、と提言しています。

これを踏まえ、東海地区大学教育研究会においては、学部教育の喫緊の課題として「グローバル人材育成」をとらえ、いかにして各大学が個性と特色を生かした教育の質的転換を図り、国内外の学生にとって魅力ある教育プログラムを提供できるかについて考えます。

主催：東海地区大学教育研究会

東海地区大学教育研究会研究大会ポスター（PDF）