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学生5名が平成24年度電気関係学会東海支部連合大会にて奨励賞を受賞しました

カテゴリ:ニュース|2013年02月01日掲載


工学部情報工学科4年生の長田若奈さん(北村研究室)
大学院工学研究科産業戦略工学専攻博士前期課程1年生の東拓実さん(梅崎研究室)
大学院工学研究科情報工学専攻博士前期課程1年生の加藤健太さん(森田研究室)
大学院工学研究科情報工学専攻博士前期課程1年生の田中皓久さん(岡本研究室)
大学院工学研究科情報工学専攻博士前期課程1年生の芳賀光瑠さん(加藤昇平研究室)
の5名が、平成24年9月に開催された平成24年度電気関係学会東海支部連合大会において、連合大会奨励賞を受賞しました。


連合大会奨励賞は、一般講演の649件の内から28件の受賞であり、その内の5件が名古屋工業大学の学生の受賞となりました。

 

電気関係学会東海支部連合大会とは 

                               

電気関係学会東海支部連合大会は、東海地区における電気・電子・情報工学に関連する研究活動を広く情報発信し、発表と議論を通じてこの分野の発展に寄与することを目的として年に1度開催される大会です。
平成24年度は電気学会東海支部・電子情報通信学会東海支部・情報処理学会東海支部・照明学会東海支部・映像情報メディア学会東海支部・日本音響学会東海支部・IEEE名古屋支部の主催、電気設備学会中部支部・豊橋技術科学大学の共催により開催されました。そして、同大会の講演の中で特に優れた発表を行い、その将来を嘱望される学生、若手研究者にこの連合大会奨励賞が贈呈されます。

受賞テーマと内容

連合大会奨励賞 長田若奈さん(工学部情報工学科4年生)の受賞論文

発表題目 「隠れマルコフモデルを用いたバイオリンの運指推定」
内容  

バイオリンは1つの楽譜から多くの指使いが考えられますが、バイオリンの指使いをモデル化することで楽譜から最適な指使いを推定する手法を提案しました。初級者の演奏支援や演奏レベルの自動判別などの応用が期待されます。

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受賞した長田さん 長田さんの賞状

 

連合大会奨励賞 東拓実さん(産業戦略工学専攻博士前期課程1年生)の受賞論文

発表題目 「音声対話による場所名の学習と巡回経路指定」 
内容  

我々は単語知識を持たないロボットが自然な発話から単語と意味を学習する手法を開発している。本稿では、獲得された単語を用いた巡回経路指示手法を提案し、実ロボットによる実験からその有効性を評価した。

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受賞した東さん 東さんの賞状

 

連合大会奨励賞 加藤健太さん(情報工学専攻博士前期課程1年生)の受賞論文 

発表題目  「仮想ジオラマを用いた移動ロボットの直接操作システムの操作性の向上」
内容  

シースルーディスプレイと反力提示デバイスを使用した移動ロボットの直感的な遠隔操作インタフェースを開発し、有効性を検証した。 このインタフェースを用いることで災害現場でのレスキューロボットの活躍が期待されます。

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受賞した加藤さん 加藤さんの賞状

 

連合大会奨励賞 田中皓久さん(情報工学専攻博士前期課程1年生)の受賞論文連合大会奨励賞 田中皓久さん(情報工学専攻博士前期課程1年生)の受賞論文連合大会奨励賞 田中皓久さん(情報工学専攻博士前期課程1年生)の受賞論文 連合大会奨励賞 田中皓久さん(情報工学専攻博士前期課程1年生)の受賞論文

発表題目 「衛星・地上共用携帯電話システム下りリンクにおける干渉電力を考慮した重み付け手法の一検討」
内容  

災害時や呼の輻輳時にも繋がる手段として、1台の携帯電話から地上基地局だけでなく衛星にも接続出来るようにする衛星・地上共用携帯電話システムが注目されているが、地上と衛星で同一周波数帯を用いることにより干渉が発生し品質が劣化していた。そこでお互いの干渉電力を考慮した信号処理法により性能を向上させる手法を提案した。

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受賞した田中さん 田中さんの賞状

 

 連合大会奨励賞 芳賀光瑠さん(情報工学専攻博士前期課程1年生)の受賞論文

発表題目 「最良解との比較を取り入れた蟻コロニー最適化の改良手法」
内容  

群知能を用いた離散最適化問題に対する効率的な解法を提案しました。解の質を落とさずに収束速度の改善を実現したことにより、将来カーナビゲーションやネットワークルーティングなどの分野に応用できることが期待されます。

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受賞した芳賀さん 芳賀さんの賞状

 

関係先リンク

電子情報通信学会 東海支部HP
北村研究室HP
梅崎研究室HP
森田研究室HP
岡本研究室HP
加藤昇平研究室HP


 

 


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