世界的な規模で進む産業構造の変化、ものづくりの変化のなかで、新しい価値の創造をめざす技術の革新が求められており、それを支える新たな人材への期待が高まっています。
名古屋工業大学では、こうした背景のもと産業界の声を真摯に受け止め、教育改革に活かすため、産学官教育連携会議を設置し、平成26年6月～平成27年3月にわたり、「産業界が求める人材象」、「技術者・研究者に必要な能力など」に関する意見をいただきました。本学として、これらの意見を踏まえ、今後、数年間の本学の取り組みの中心に据えるべく、「名工大版理工系人材育成戦略」を策定し、学部・大学院の改革等に取り組むことになりました。第1期の産学官教育連携会議はここで一旦終了し、来年度新たなミッションのもとで第2期の産学官教育連携会議を発足させる予定です。

「名工大版理工系人材育成戦略」について、質疑応答する産学官教育連携会議委員