名古屋工業大学は、南海トラフ地震の発生を想定して、全学規模の防災訓練を今年度より実施しました。10月19日(水)、訓練開始時刻の12時に御器所キャンパスにいる全ての学生・教職員・業者等を対象とし、2,936人が参加しました。

　緊急地震速報発報後、各自シェイクアウト行動を行い、学内４か所の避難場所へ避難しました。

　各建物では、教員が学生の避難誘導を行うとともに、各部屋の残留者の有無を確認し、ブロック長へ報告しました。避難場所では、避難してきた参加者が「帰宅残留確認票」(「防災マニュアル　ポケット版」掲載)を回収ボックスへ提出後、所属・学年別に整列しました。

　全学規模で実施する初めての防災訓練でしたが、学生及び教職員の協力により、事故もなく無事に終了しました。課題も多くありますが、「参加して為になった」との声も多数寄せられました。この訓練を機に、構成員の防災意識の強化に努め、更なる防災体制の見直しを行っていきます。

避難後、避難場所に整列する学生・教職員等

講義室でシェイクアウト行動をする学生

避難場所で「帰宅残留確認票」を提出する学生