名古屋工業大学 長期インターンシップ 大学HOME
HOME Information
実施状況
MENU
平成21年度
平成20年度
平成19年度
平成18年度
平成17年度
感想文集
対外活動
出張授業
学生の皆様へ企業の皆様へよくある質問国立大学法人 名古屋工業大学産業先略工学専攻 MOT名古屋工業大学大学院 産業戦略工学専攻出張講義 MTA

HOME>実施状況

平成21年度

平成21年度長期インターンシップ取組

概要
平成17年度から平成20年度までの4年間文部科学省委託事業として実施して参りました本事業は、皆様のご協力とご支援により、5年目を向えることとなりました。最終年度にあたる本年度は、文部科学省研究拠点形成費等補助金事業「産学連携による実践型人材育成事業」として実施しております。平成22年度以降も本学大学院における独自の産学連携工学教育プログラムとして持続・継続的に実施する計画で進めております。本年度は、平成20年度同様、共同研究先連携企業、機関をベースにした協定型およびWeb応募、本学キャリアー支援インターンシップ等の自由応募による企業現場研修を実施致しました。
本年度は、厳しい経済環境にもかかわらず、派遣受入企業・機関様からご尽力を賜り、18名の学生が現場研修に参加いたしました。
1.事前教育
1)オリエンテーション
日時 平成21年4月9(木)15:30〜16:30
会場 19号館、202号室
担当 プロジェクトリーダー 中村隆教授、人材育成マネージャー 松井照幸
[概要]
短期インターンシップ参加希望院生(産業戦略創造企業演習T 産業戦略工学専攻院生必修)と長期インターンシップ参加希望院生(産業戦略創造企業演習T及び産業戦略創造企業演習U、産業戦略工学専攻及び他専攻院生対象)対象に二部構成でオリエンテーションを実施。

(1)第一部:15:30〜16:00
短期・長期企業現場研修に先立ち、知的財産事前授業のスケジュールと今年度から実施される「知的財産管理技能検定」試験(国家検定)について紹介した。
参加者:産業戦略工学専攻22名、他専攻23名の合計45名
(資料T)「大学院生対象インターンシップ(短期・長期)」

(2)第二部:16:00〜16:30
第1回長期インターンシップ事前説明会
長期インターンシップの目的・狙い、スケジュール、手続き等について紹介。 さらに、海外インターンシップ(ドイツブローゼ社(Brose Co.,Ltd.)) の取組についても紹介。
(資料U)「長期インターンシップ参加院生対象U」
なお、上記オリエンテーションの様子を写真1及び写真2に示した。
第1回インターンシップオリエンテーションの様子
第1回インターンシップオリエンテーションの様子
(平成21年4月9日開催)
2)事前説明会
件名 第2回長期インターンシップ事前説明会
日時 平成21年5月14日(木)15:30〜18:00
会場 19号館、202号室
対象 産業戦略創造企業演習T、Uの履修登録生
担当 人材育成マネージャー 松井照幸
[概要]
事前説明会には、30名の院生(産業戦略工学専攻22名、他専攻学生8名)が参加した。長期インターンシップ履修生17名(産業戦略工学専攻学生9名、他専攻学生8名)を中心に、ガイドブックをベースに本インターンシップの詳細について説明した。また、平成20年度に本プランに参加した学生3名による事例報告(成果報告および体験談)、質疑応答の場を設け、本プランの目的・狙い、期待する成果および全体の流れを履修生が事前に理解することにより、効率的かつより意義のある研修を実施することを目的に開催した。履修生と研修修了生との間で活発な質疑応答があった。体験談は、国内研究機関、企業および海外企業への派遣学生が発表した。
(資料) 「長期インターンシップ」ガイドブック(Ver.1)
平成20年度キャリアー支援自由応募学生による国内企業における研修体験談
平成20年度キャリアー支援自由応募学生による国内企業における研修体験談(産業戦略工学専攻)
平成20年度キャリアー支援自由応募学生による国内企業における研修体験談
平成20年度共同研究先国内公的研究機関における協定型インターンシップの体験談の様子(未来材料創成工学専攻留学生)
平成20年度海外インターンシップ参加学生による体験談発表の様子(機能工学専攻学生)
平成20年度海外インターンシップ参加学生による体験談発表の様子(機能工学専攻学生)
4)事前授業スケジュール
講義 「知的財産と守秘義務について」
教材 教科書、資料、別冊他, 講師:飯田昭夫先生
日程 平成21年6月4日(木)〜7月16日(木)の毎週木曜日(合計 8回)
時間 15:30〜18:00, 会場:19号館、202号室

なお、上記知的財産事前授業のスケジュールを表に示した。
(スケジュールはこちらを参照ください)
2.企業現場研修
事前教育終了後、8月から9月末までの夏季休暇において、18名の学生(産業戦略工学専攻10名、他専攻8名が履修登録)が国内企業、公的研究機関および海外インターンシップに参画した(協定型企業・機関・法人12、公募型企業4社)。研修に先立ち個人研修目標を設定することにより、技術研修テーマの取組以外に大学院工学教育の観点から何を修得するかを明確にし、研修に参加した。研修成果報告については、11月19日(木)開催予定の事後教育成果報告会にて報告。
3.海外インターンシップ
件名 ドイツブローゼ社(Brose Co.,Ltd.)インターンシップ事後打合せ
日時 平成21年12月5日(金)13:30〜
場所 名古屋工業大学
出席者 ブローゼ社極東アジア人事本部マネージャー
ブローゼジャパン社人事マネージャー
名古屋工業大学プロジェクト関係者2名
[内容]
1) 本年度研修参加者のフォローアップ研修
ブローゼ社の研修体験が学業、研究にどのような影響を与えていうるか、変化が見られたか、研修に参加して良かった点、改善点などについて、自由闊達な意見交換を行った。
2) 各研修生の研究室紹介説明後、学内ツアーを実施した。
不況下であるが、次年度も海外インターンシップが継続して実施いただけるようにお願いした。
「平成20年度海外インターンシップ研修生フォローアップ教育」ブローゼ社人事マネージャー、ブローゼジャパン社人事マネージャー来校
「平成20年度海外インターンシップ研修生フォローアップ教育」ブローゼ社人事マネージャー、ブローゼジャパン社人事マネージャー来校
テーマ 「ドイツでの研修が大学院生活にどのような影響を与えたか?」についてフリーディスカッションを行った。
テーマ 「ドイツでの研修が大学院生活にどのような影響を与えたか?」についてフリーディスカッションを行った。

研究室紹介
ブローゼ社関係者に研修生、指導教員を交えて、研究の取組について、ディスカッション
研究室紹介
ブローゼ社関係者に研修生、指導教員を交えて、研究の取組について、ディスカッション

件名 ドイツブローゼ社(Brose Co.,Ltd.)インターンシップ事前打合せ
日時 平成21年6月11日(木)13:30〜
場所 ブローゼジャパン社(名古屋市)
出席者 ブローゼジャパン社 人事マネージャー
名古屋工業大学プロジェクトリーダー
[内容]
1)今年度も、本プランをドイツ本社にて実施する旨、承認いただいた。昨年度同様、最大2名の研修生(電気及び電子分野の専攻学生と他分野において研究開発に従事している学生)を受入れ予定。

2)本学の取組みと応募学生のプロフィール紹介
今年度は、長期インターンシップ履修生5名(産業戦略工学専攻、情報工学専攻、創生シミュレーション専攻)から応募があった。各応募者は、審査・選抜のために必要な英語能力、志望動機、研究背景などについて応募資料を英文にて作成し、提出した。
(配布資料) 契約雛形、各種様式、応募者プロフィール
件名 ドイツブローゼ社(Brose Co.,Ltd.)応募者面接
日時 平成21年6月24日(水)17:30〜19:00
場所 ブローゼジャパン社(名古屋市)
出席者 ブローゼジャパン社:代表取締役社長、人事マネージャー、
ブローゼ本社:アジア極東人事本部マネージャー
本学:応募学生5名、プロジェクトリーダー1名
概要
事前に準備・送付した応募学生プロファイル、PPT資料をベースに自己紹介、志望動機などについて、英語による面接を各自20分間実施した。応募学生の専門分野(技術バックグラウンド)、海外インターンシップの目的、狙いなどについて真剣に質問に答えていた。
結果:応募学生のうち二名の学生(産業戦略工学専攻、情報工学専攻)が選出された。
ブローゼ社人事マネージャーとのインタービューの様子(本年度研修生 産業戦略工学専攻)
ブローゼ社人事マネージャーとのインタービューの様子(本年度研修生 産業戦略工学専攻)
ブローゼ社人事マネージャーとのインタービューの様子(本年度研修生 情報工学専攻)
ブローゼ社人事マネージャーとのインタービューの様子(本年度研修生 情報工学専攻)

インタービューを終えて(本年度応募学生 5名)
インタービューを終えて
(本年度応募学生 5名)
4.知的財産管理技能検定試験(国家検定)
1)知的財産管理技能検定3級試験(学科、実技)
平成20年7月から従来までの知的財産検定試験は廃止され「知的財産管理技能検定」が国家資格として新設されました。
インターンシップ参加者には「知的財産管理技能検定3級」資格(3級技能士)の取得を義務付けております。
7月度の3級検定試験には、本学から35名(内訳:34名団体受験(産業戦略工学専攻24名、他専攻10名)、1名個人受験(他専攻))が受験しました。
長期インターンシップ履修生16名(内訳:15名団体受験(産業戦略工学専攻9名、他専攻6名)、1名個人受験(他専攻))、短期インターンシップ履修生14名(産業戦略工学専攻)および聴講生2名(他専攻)。
また、2級検定試験には、1名(平成20年度長期インターンシップ履修生(他専攻学生))が団体受験した。さらに、本年度長期インターンシップ履修生1名(産業戦略工学専攻)が2級特例講習を受講した。
開催日 平成21年7月12日(日)
受験会場 名古屋会場 大同大学
2)受験結果
表 平成21年7月度知的財産管理技能検定3級試験結果(本学)
結果 全受験者(34人)
7月度 学科 実技 受験者数(人)
合格 合格 合格 14
不合格 合格 不合格
不合格 不合格 合格
不合格 不合格 不合格
小計     34
技能士資格
保有者数
    14
上表に示したように、平成21年7月度3級知的財産管理技能検定結果:技能士資格取得者14名、学科合格6名、実技合格7名。
尚、2級知的財産管理技能検定試験結果:2級技能士資格取得者1名、学科試験合格1名。

表 平成21年7月度知的財産管理技能検定3級試験結果(全国比)
試験種 内 訳 H21年7月度(No.3)
本学 全国
学科試験 受験者(人) 34 4,231
合格者(人) 20 3,328
合格率(%) 59 79
実技試験 受験者(人) 34 4,410
合格者(人) 21 2,928
合格率(%) 62 66
技能士資格 技能士数(累積) 14(45) 2,801
資格取得率(%) 41 66
産学連携教育コンソーシアム調整会議の開催
日時 平成21年6月24日(水)10:30〜11:30
場所 本学3号館2階機械工学科会議室
参加者 松井学長、梅原副学長、中西英二実行委員長、中村実行副委員長他 大学・企業各委員、事務局
【議 題】
1.平成20年度「産学連携による実践型人材育成事業」委託業務完了報告について(報告)
2.平成21年度研究拠点形成費等補助金事業(産学連携による実践型人材育成事業)(報告)
3.平成21年度事業実施状況について(報告)

【概 要】
上記議題に則り、中村副実行委員長から平成20年度本事業の取組、実施内容、説明の後、議題2について「研究拠点形成費等補助事業(産学連携による実践型人材育成事業)」(調書)をベースに、次年度以降の本事業実施計画について報告があった。
本学に本教育プランを持続継続的に実施するための協力を各専攻へお願いした。
議題3では、文部科学省事業最終年度に向け議題2の実施計画進捗状況について報告があった。
平成21年度 第1回 産学連携教育コンソーシアム調整会議の様子(6月24日開催)(向かって左 企業委員、中央松井学長(委員長)、右 本学委員の方々)
平成21年度 第1回 産学連携教育コンソーシアム調整会議の様子
(6月24日開催)(向かって左 企業委員、中央 松井学長(委員長)、右 本学委員の方々)
平成21年度 第1回 産学連携教育コンソーシアム調整会議の様子(企業委員の方々)
平成21年度 第1回 産学連携教育コンソーシアム調整会議の様子(企業委員の方々)

本学委員(奥から梅原副学長(副議長)、中村実行委員会副委員長、中西産業戦略工学専攻長ほか委員)
本学委員(奥から梅原副学長(副議長)、中村実行委員会副委員長、中西産業戦略工学専攻長ほか委員)
事後教育
1.企業現場研修終了後のフォローアップ
期間 平成21年10月1日(木)〜平成21年11月19日(木)
担当 人材育成マネージャー松井照幸

内容:
企業現場研修を終えた18名の研修生対象に個別面談によるフォローアップを実施した。
成果報告書一式(個人研修目標設定事前・事後コメント、企業現場研修日報と成果報告書の内容、成果報告会(平成21年11月19日開催)の発表用原稿、感想文などについて、一人当たり5〜10時間の指導を行った。
研修目標、成果、課題と対策などの再確認、報告書類等作成方法ほか技術イノベーション、イノベーションマネージメント他に関する意識変化、自己分析による「気づき」、「研修で何を学んだか」などについての指導を実施した。さらに、第二回産学連携教育コンソーシアム調整会議(平成21年3月25日開催)の事例発表3テーマの指導など。
2.知的財産事後授業
講義 「知的財産と守秘義務について―法律実務基礎ほか」
教材 教科書、資料、別冊他, 講師:飯田昭夫先生
日程 平成21年10月8日(木)〜11月12日(木)の毎週木曜日(合計 5回)
時間 15:30〜18:00, 会場:19号館、202号室
(スケジュールはこちらを参照ください)
3.知的財産管理技能検定試験(国家検定)
1)知的財産管理技能検定3級試験(学科、実技)
7月度の知的財産管理技能検定試験に引き続き、11月度の受験結果は下記の通り。
11月度の3級検定試験には、本学から14名が団体受験をし、9名が知的財産管理技能士3級資格を取得した。なお、同2級技能検定試験には2名が合格、2級技能士資格を取得した。
本年度の資格保有者の内訳は、技能士3級資格は23名(内訳:長期インターンシップ履修生10名、短期インターンシップ履修生13名)および技能士2級資格については2名(長期インターンシップ履修生2名平成21年度1名、平成17年度履修生1名)がそれぞれ取得した。3級受験結果については、表参照
開催日 平成21年11月15日(日)
受験会場 名古屋会場
2)受験結果
表 平成21年11月度知的財産管理技能検定3級試験結果(本学)
結果 全受験者(14人)
11月度 学科 実技 受験者数(人)
合格 合格 合格
合格 免除 合格
合格 合格 免除
不合格(非受験含む) 不合格 免除/非受験 3 / 2
小計     14
技能士資格
保有者数
   
成果報告会開催(実施委員会、教育効果評価委員会より)
平成21年度長期インターンシップ成果報告会および教育効果評価委員会を下記の通り実施いたしました。
 日時:11月19日(木)10:00〜17:30
 場所:本学 3号館 2階機械工学科会議室
第一部 成果報告会
 出席者:
  研修受入企業関係者、指導教員、産業戦略工学専攻教員、実施委員会および教育効果評価委員、受講生全員
 10:00〜12:00
  第1部 午前の部
  開会の挨拶
  公募型テーマ発表 5件
 13:00〜17:00
  第1部 午後の部
  協定型テーマ発表 13件
  企業出席者意見交換
  閉会の挨拶
 17:00〜17:30
第2部 教育効果評価委員会
 出席者:委員および企業関係者
尚、成果報告会案内、発表テーマプログラムについては、表1(公募型)、表2(協定型)に整理した。
(成果報告会開催通知、成果報告会プログラムはこちらを参照下さい)
優秀テーマ選定
優秀あるいは特色のある研修テーマ4件が選定された。
公募型テーマ
① 村瀬貴哉(産業戦略工学専攻) 「安全・安心な製品を生み出すための不具合に対する考え方」
③ 山田聡司(産業戦略工学専攻)  「企業における研究活動・手法を学ぶ」
協定型テーマ
⑨ 向後雄太(未来材料創成工学) 「産業技術総合研究所における研究取組」
⑩ 吉原寛人(機能工学) 「研修先企業の取組を学ぶ〜企業と大学の設計手法の違いとは〜」
(報告内容はこちらを参照下さい)
産学連携教育コンソーシアム調整会議の開催
日時 平成22年3月25日(水)10:00〜11:30
場所 本学3号館2階機械工学科会議室
参加者 松井学長、梅原副学長、中西英二実行委員長、中村実行副委員長他 大学・企業各委員、事務局
【議 題】
1.平成21年度研究拠点形成費等補助金事業「産学連携による実践型人材育成事業」実施報告
2.平成21年度長期インターンシップ成果発表事例
3.5ヵ年事業報告(事業期間 平成17年度〜平成21年度)

[内容]
議題1では、平成21年度実施報告では、産学連携教育コンソーシアム調整会議および委員会活動実施状況。さらには、学生派遣実績(18名)、受入企業機関(16)における質の高い現場研修を実施し、高い評価を得ることが出来た。また、研修に先立ち実施した事前・事後教育、知的財産管理技能検定(国家資格)において、3級知的財産管理技能士23名、2級知的財産管理技能士2名が合格した。
議題2では、本年度企業現場研修の成果報告会での審査結果を踏まえて、4名の研修テーマが選定された。その内3テーマ(No.①、⑨および⑩)を、本調整会議で発表を行い質疑・応答を行った。
議題3では、平成17年度文部科学省委託事業「派遣型高度人材育成教育プラン」および平成20年度文部科学省研究拠点形成費等補助金事業「産学連携による実践型人材育成事業」の支援により実施しました五カ年間にわたる長期インターンシップ教育プログラムの取組および成果について報告した。また、文部科学省からの補助金事業終了後の本学独自の教育プログラムの取組について報告した。

最後に、本学松井学長より五ヵ年間の事業を終了し、教育効果・成果を得たことに対する企業側および大学側委員の方々及び指導教員のご協力に対する謝辞と次年度以降、本事業成果を本学独自の教育プログラムとして継続実施する旨の説明とご協力のお願いがあった。
UP

平成20年度

平成20年度長期インターンシップ取組の特徴

本学が平成17年度文部科学省から委託を受け、本学産学連携教育コンソーシアム委員会のもとで実施している標記プランは、大学院工学研究科産業戦略工学専攻による試行実施段階から今年度で4年目を迎え、本格実施の段階に入った。
平成19年度までは、大学研究室との共同研究先企業(協定書ほかの契約締結企業)に限定した企業現場研修 (協定型)を実施してきたが、平成20年度は平成21年度以降(本委託事業終了後)の取組を見据え、ネット公募、学内他インターンシッププログラムなどと連携した自由公募先企業での企業現場研修 (公募型)も併せて実施した。
事後教育
1.企業現場研修終了後のフォローアップ
期間 平成20年10月1日(木)〜平成20年11月27日(木)
担当 人材育成マネージャー松井照幸
内容:
企業現場研修を終えた17名の研修生対象に個別面談によるフォローアップ指導を実施した。成果報告書一式(個人研修目標設定事前・事後コメント、企業現場研修日報と成果報告書の内容、成果報告会(平成20年11月20日開催)の発表用原稿、感想文など)について、平均一人当たり8時間の指導。
報告書等の書類作成方法ほか技術イノベーション、イノベーションマネージメント他についての意識変化、自己分析による「気づき」、「研修で何を学んだか」などについての徹底した指導。
さらに、第二回産学連携教育コンソーシアム調整会議(平成21年1月22日開催)での事例発表4テーマの指導など。

2.知的財産事後教育
講師 飯田昭夫先生他
期間 平成20年10月1日(木)〜平成20年11月13日(木)
内容:
企業現場研修終了後、長期インターンシップに参加した学生対象に10月、11月の2ヶ月にわたり「理工系学生のための法学入門」、前期知財授業の復習と2級知的財産管理技能検定試験を対象にした模擬問題、過去問題、確認問題ほかを演習事例問題として実施した。知的財産事後教育の授業内容を表 に示した。
授業回数
授業内容
第1回 「知的財産と守秘義務確認問題解説と質疑応答(事例T)」
第2回 「知的財産と守秘義務過去・追加問題解説(事例U)」
「理工系学生のための法学入門T」(法とは何か、法の目的、産業財産  権法と法の分類など)
第3回 「知的財産と守秘義務模擬問題解説と質疑応答(事例V)」
「理工系学生のための法学入門U」(民法、民法の基本三原則など)
第4回 「知的財産と守秘義務復習、7月度検定実施および解説(事例W)」
第5回 「知的財産と守秘義務と知的財産全般復習と解説(事例X)」
第6回 「11月度2級知的財産管理技能検定試験解説と質疑応答」
また、事後教育終了後、履修生には、7月度「3級知的財産管理技能士」資格を取得した長期インターンシップ参加学生対象に「2級知的財産管理技能検定」受験を推奨した。

3.知的財産管理技能検定
(1)受験資格
前述したように、厚生労働省資格試験として「知的財産管理技能検定」は平成20年7月度の試験から適用されており、本検定試験に合格すると「知的財産管理技能士」国家資格が授与される。新制度では「知的財産管理技能検定2級」の受験資格は2年間の知的財産創造に関する業務経験、知的財産関連取得単位10以上、あるいは「知的財産管理技能検定試験3級合格者」(3級管理技能士資格保有者)」と定めている。

(2)「3級知的財産管理技能検定」試験結果
本年度は、上記2級検定受験資格を満たす学生はいなかったため「3級知的管理技能検定試験を「創造企業演習T」と「創造企業演習TとU」の履修生35名全員に受験を義務付けた(留学生4名中2名は、非受験)。本検定試験(2008年7月6日実施)(両試験合格基準は21点(30点満点))の結果、受験生33名に対して、学科試験30名合格(合格率91%)、実技試験28名合格(合格率85%)そして、学科と実技両試験合格者は27名(合格率82%)に「3級知的財産管理技能士」の称号が与えられた。なお学科と実技両試験不合格者4名の中2名は、留学生であった。7月度3級管理技能検定試験不合格者4名(科目試験(3名)、実技試験(1名))が11月度検定試験を再受験した。その結果、受験者全員がそれぞれの受験科目に合格し、今年度の「3級知的財産管理技能士」資格保有者は、31名(89%)となった。これらの結果を表 に整理した。

(3)「2級知的財産管理技能士」資格取得
ア)「2級知的財産管理技能士」
上記3級管理技能士資格取得者のうち9名が2級知的財産管理技能検定試験(科目、実技試験)を受験した(11月9日)。その結果、1名が合格した(両試験合格基準32点(40点満点))。
イ)「知的財産管理技能検定移行措置」
平成17年度から平成19年度の知的財産検定2級および準2級取得者対象に、本移行措置特別講義を受講すれば「知的財産管理技能2級技能士」資格が授与される。本年度第1回移行措置特別講義(2008年8月31日(日)名古屋会場(愛知大学、車道キャンパス)に在校生9名が受講し、全員が合格した。
(また、既卒者については、1名が受講した。残り12名については、業務都合およびOJT社内研修のため、今回は受講を断念した。猶予期間内(3年以内)に受講する旨の回答を得ている)。今年度は10名の学生が「2級知的財産管理技能士」資格を取得した。
平成20年度「知的財産管理技能検定3級」試験結果
試験結果はこちらをご覧下さい。(PDF:79kb)
第2回産学連携コンソーシアム調整会議
日 時 平成21年1月22日(木) 13:30から15:30(予定)
会 場 本部棟3階会議室A(旧第二会議室)
議 事
議題1 平成20年度「産学連携による実践型人材育成事業」進捗状況
    1.平成20年度長期インターンシップ実施状況(報告)(資料あり)
     (平成20年6月から平成21年1月)
    2.平成20年長期インターンシップ成果報告実施概要(資料あり)
議題2 平成20年度長期インターンシップ成果報告事例発表(資料あり)
議題3 平成21年度長期インターンシップ計画案(審議)(資料あり)

内容
上記議題の通り、今年度実施計画進捗報告、成果報告事例発表及び企業・教員・学生へのアンケート調査結果による本事業に対する提案・要望事項及び課題事項を抽出した。これら改善事項を次年度実施計画に反映し、審議を仰いだ。
第2回産学連携コンソーシアム調整会議
写真1
平成20年度第2回産学連携コンソーシアム調整会議(松井信行学長による開会挨拶)
(左列:企業委員、右列:本学議長及び委員(奥から松井信行学長(議長)、梅原秀哲副学長(教育効果評価委員会委員長)、中村隆(実施委員会副委員長)、手前江龍修(実施委員会委員長)他委員7名(全出席者17名)
事例発表
平成20年度長期インターンシップ成果発表事例(4テーマ)
平成20年度成果報告会産学連携教育コンソーシアム教育効果委員会において、国内企業、海外企業および留学生枠対象に評価が行われ、下記4件の研修テーマが選定された。下記3件の研修テーマについて概要を紹介する。
詳細はこちらをご覧下さい。(PDF:895kb)
平成20年度文部科学省「産学連携による実践型人材育成事業」(改称)
(旧事業名:派遣型高度人材育成協同プラン)


事業名の変更について
多様な社会の要請に対応できる人材や、新たな産業を創出する創造性豊かな人材など、実践的人材を育成する為、大学・短期大学・高等専門学校(以下、「大学等」という)における産学連携による実践的な環境下での教育プログラムの開発・実施を通じて、大学等の実践型人材育成機能の抜本的強化を図る。
本趣旨に則り、従来までの(1)「派遣型高度人材育成協同プラン」、(2)「ものづくり技術者育成支援事業」、(3)「サービス・イノベーション人材育成推進プログラム」の実施要領を廃止し、「産学連携による実践型人材育成事業」に変更する。
(平成20年2月15日文部科学省高等教育局専門教育課通達抜粋)
平成20年度「産学連携による実践型人材育成事業」進捗報告

1.事前教育
1)ガイダンス
日時 4月6日(日)13:00より
会場 本学講堂
説明者 学長補佐 中村隆教授

[概要]
平成20年入学式のあと、本学講堂に場所を替えて実施。全専攻大学院生対象に「長期インターンシップガイダンス」を実施。本プランの取組みを紹介した。
(配布資料)長期インターンシップパンフレット、感想文コピー、オリエンテーション開催案内
2)オリエンテーション
日時 4月10(木)15:30〜16:30
会場 19号館、202号室
担当 学長補佐 中村隆教授、人材育成マネージャー松井照幸

[概要]
短期インターンシップ参加希望院生(創造企業演習T産業戦略工学専攻院生必修)と長期インターンシップ参加希望院生(創造企業演習T及び創造企業演習U、同専攻及び他専攻院生対象)対象に二部構成でオリエンテーションを実施。

(1)第一部:15:30〜16:00
短期・長期企業現場研修に先立ち、知的財産事前授業のスケジュールと今年度から実施される「知的財産管理技能検定」試験(国家検定)について紹介した。
参加者:産業戦略工学専攻29名、他専攻10名の合計39名。
(資料T)「大学院生対象インターンシップ(短期・長期)」

(2)第二部:16:00〜16:30
長期インターンシップの目的・狙い、スケジュール、手続き等について紹介。 さらに、海外インターンシップ(ドイツ・ブローゼ社)の取組みについても紹介。
参加者:産業戦略工学専攻24名、他専攻5名の合計29名。
(資料U)「長期インターンシップ参加院生対象U」
なお、上記オリエンテーションの様子を写真1及び写真2に示した。
第一部 オリエンテーション
写真1 第一部 オリエンテーション
(39名出席) 中村隆教授
第二部 オリエンテーション
写真2 第二部オリエンテーション
(29名出席)
3)履修登録状況
5月1日(木)現在、18名の院生が長期インターンシップ(創造企業演習T、U)に履修登録した。内訳は、産業戦略工学専攻11名及び他専攻7名。
4)事前説明会
件名 第2回長期インターンシップ事前説明会
日時 5月15日(木)16:00〜17:30
会場 19号館、202号室
対象 企業創造演習T、Uの履修登録生18名
担当 松井

[概要]
今年度の履修生18名対象にガイドブックを用い、本インターンシップの詳細について説明した。また、平成18年度及び平成19年度の本プランに参加した学生2名による体験談、質疑応答の場を設け、本プランの目的・狙い、手法、期待する成果および全体の流れを履修生が事前に理解することにより、効率的かつより意義のある研修を実施することを目的に開催した。履修生と研修修了生との間で活発な質疑応答があった。
(資料) 「長期インターンシップ」ガイドブック(Ver.1)
事前説明会
写真3 事前説明会
H18年度参加学生(亀田君)との懇談
事前説明会
写真4 事前説明会
H19年度参加学生(杉田君)との懇談
5)事前授業スケジュール
講義 「知的財産と守秘義務について」
教材 教科書、資料、別冊他, 講師:飯田昭夫先生
日程 6月5日(木)〜7月17日(木)の毎週木曜日(合計8回、但し、7月17日(木)は予備日)
時間 15:30〜18:00, 会場:19号館、202号室

なお、上記知的財産事前授業のスケジュールを表に示した。
(スケジュールはこちらを参照ください)
2.海外インターンシップ
件名 ドイツブローゼ社インターンシップ事前打合せ
日時 5月9日(金)13:30〜
場所 ブローゼジャパン社(名古屋)
出席者 ブローゼジャパン社 3名
名古屋工業大学プロジェクト関係者2名

[内容]
1)大学院生を対象にした産学連携教育プログラムの一環として本プランをドイツ本社にて実施する旨、承認いただいた。今年度は、最大2名の研修生(電気電子専攻学生と他分野において研究開発に従事している学生)を受入れ予定。
2)本学の取組みと応募学生のプロフィール紹介
今年度は、長期インターンシップ履修生4名(産業戦略工学専攻、機能工学専攻)が応募した。各応募者は、審査・選抜のために必要な英語能力、志望動機、研究背景などについて応募資料を英文にて作成し、提出した。
3)ドイツ本社との打合せ
アジア人事本部(中国)役員とのTV会議による面接実施。
(配布資料) 契約雛形、各種様式、応募者プロフィール
件名 ドイツブローゼ社応募者面接
日時 6月9日(金)13:30〜15:00
場所 ブローゼジャパン社(名古屋市)
出席者 ブローゼジャパン社:代表取締役社長、人事マネージャー、
ブローゼ本社:アジア人事本部担当者 
本学:応募学生4名、プロジェクト室1名

概要
事前に準備・送付した応募学生プロファイルをベースに、各自20分のテレビ会議による面接を実施し、応募学生の専門分野、海外インターンシップの目的、狙いなどについて真剣に英語で質問に答えていた。
結果:応募学生のうち二名が選出された。
3.知的財産管理技能検定試験(国家検定)

1)知的財産管理技能検定3級試験(学科、実技)
平成20年7月から従来までの知的財産検定試験は廃止され「知的財産管理技能検定」が国家資格として新設されました。インターンシップ参加者には「知的財産管理技能検定3級」資格の取得を推奨しています。今年7月度の検定試験には、33名が本学から団体受験申請を行った。
開催日 2008年7月6日(日)。団体受験申込み受付中。
受験会場 名古屋大学 東山キャンパス
2)知的財産検定2級資格認定者の国家検定への移行措置
これまでの資格保有者(2級、準2級合格者)は、移行措置の特例講習を受講・修了することにより、上記検定2級資格を取得できる。在校生対象に団体受講申込み受付中。卒業生で、資格保有者は個人申込みを行ってください。
開催日 2008年8月31日(日)
13:00〜17:00(2級)、13:00〜18:20(準2級)
会場 愛知大学 車道キャンパス
知的財産検定協会ホームページ参照
http://www.kentei-info-ip-edu.org/exam_gaiyo02
.平成20年度第1回産学連携教育コンソーシアム調整会議
日時 平成20年6月16日(月) 10:00〜10:30
場所 本学 3号館2階 機械会議室

議事
議題1:平成19年度委託事業完了報告書について
1.業務完了報告書
2.中間評価への対応
議題2:平成20年度「産学連携による実践型人材育成事業」について
1.産学連携教育コンソーシアム各種委員会
2.平成20年度実施計画書
3.進捗報告

概要
議題1では、平成19年度本事業委託業務完了報告と文部科学省「産学連携高度人材育成推進委員会」による中間評価結果と取組改善の為の助言に対する取組み状況の説明と委員への協力をお願いした。さらに、議題2では、平成20年度の実施計画と進捗報告を行った。
受入企業委員
本学推進事務局と他委員
写真(左)受入企業委員、写真(右) 本学推進事務局と他委員(写真中央:松井学長(委員長)、右奥:梅原副学長(副委員長)、中村学長補佐(副実施委員長)とプロジェクト室
UP

平成19年度

平成19年度文部科学省「派遣型高度人材育成協同プラン」
前期(平成19年4月1日〜9月30日)進捗状況
文部科学省より工学系大学院教育のあり方を提言すべく、産学連携による事前教育、企業現場研修および事後フォローアップ教育を実施している。平成17年度の受託以来、本年度は3年目の中間期を迎え、他専攻も含め本格的に実施する計画である。
オリエンテーション
日 時 5月10日(木)15:00から16:30
場 所 本学(19号館、202号室)
対象者 博士前期課程(修士1年)の産業戦略工学専攻共通科目「創造企業演習T」、「創造 企業演習U」を履修登録予定の学部卒一般学生
指導教員 産業戦略工学専攻 中村 隆教授、人材育成マネージャー 松井 照幸

【概 要】
全学大学院工学専攻の研究室に呼びかけた結果、産業戦略工学専攻30名、他専攻15名の参加学生数45名がオリエンテーションに出席した。履修登録に先立ち、長期インターンシップに関する下記事項について理解を深めた。

1) 長期インターンシップにおける事前教育、企業現場研修、事後教育の全体スケジュール、企業現場研修に参加する為の守秘義務契約、処遇の取扱い等に関する取決め・プロセスとインターンシップの目的と目指す育成人材像、知的財産教育の重要性
2) 研修テーマに関する個人目標設定と作業日報作成等の進捗管理全般、成果報告書作成と成果報告会
3) 7月9日(月)本学で実施する「知的財産検定2級」試験の概要と受験手続

オリエンテーションの様子オリエンテーションの様子(平成19年5月10日開催)
(参加者 他専攻15名、産業戦略工学専攻30名)




【オリエンテーションの結果】
1) 長期インターンシップ参加者
長期インターンシップに参加を予定している10名の学生が「創造企業演習T、U通年8単位」の履修登録を行った(内訳は、産業戦略工学専攻5名、他専攻5名)。
2) 知的財産授業受講対象者
産業戦略工学専攻学生25名(社会人学生、アジアからの留学生含む)が「創造企業 演習T4単位」のみを履修登録した。
尚、これらの学生からは、研修時期、研修期間の調整が可能であれば、長期インターンシップに参加したい旨の要望が出ている。
● 知的財産事前授業開講
日 時 5月17日(木)から7月19日(木) 15:30から18:00
場 所 本学(19号館、202号室)
講 師 飯田 昭夫 講師

【概 要】
企業現場研修に参加するまでの7回に亘り、「知的財産と守秘義務について」の講義と知的財産検定2級受験対策授業が開講した
第1回の知的財産授業には、産業戦略工学専攻の社会人を含む30名の学生が他専攻長期インターンシップ参加学生5名と合同で受講した。

【知的財産検定受験者】
30名の学生「知的財産検定2級」試験の受験申請を行った。これは、工学系大学院における初めての取り組みであり、知的財産教育の方向性を示唆するものと期待されている。尚、本試験に先立ち受験生対象に、過去問題をベースにした模擬試験を実施した。

知的財産事前教育「知的財産と守秘義務」の様子知的財産事前教育「知的財産と守秘義務」の様子
平成19年5月17日開講
(飯田昭夫講師、受講者35名、他専攻5名、産業戦略工学専攻30名(社会人含む)
● 産学連携教育コンソーシアム調整会議の開催
日 時 平成19年5月17日(木)10:30から12:00
場 所 本学2号館11階ラウンジ
参加者 松井学長、梅原副学長、中村実行委員長他 大学・企業各委員、事務局

【議 題】
1.平成19年度長期インターンシップ計画(報告)
2.各種委員会について(報告)
3.中間評価調書原案について(審議)

【概 要】
上記議題に則り、今年度の実施計画、各種委員会の取り組みについて実行委員長から説明があり、議題3の中間評価調書の原案をについて質疑応答後、一部の修正を条件に承認された。本調書に基づき、文部科学省「産学連携高度人材育成推進委員会」の中間評価ヒアリングを7月に受ける予定。

平成19年度 第1回 産学連携教育コンソーシアム調整会議の様子平成19年度 第1回 産学連携教育コンソーシアム調整会議の様子(5月17日開催)
(向かって右から二人目梅原副学長、松井学長、中村実行委員会委員長他大学・企業委員の方々)
● 「知的財産検定2級」試験
日 時 平成19年7月9日(月)13:30から15:00
場 所 非公開 名古屋工業大学
「創造企業演習T」、「創造企業演習T、U」に履修登録した産業戦略工学専攻及び他専攻の学生30名が本学において実施した知的財産検定2級試験を受験した。

平成19年7月度知的財産検定2級試験平成19年7月度知的財産検定2級試験
(受験生30名、長期インターンシップ院生11名)




【知的財産検定2級受験結果】
平成19年7月度と平成18年7月度の受験結果を下表に示した。

表1 知的財産検定2級結果T
  合格(2級及び準2級) 不合格
2級 準2級
年 度 H19 H18 H19 H18 H19 H18
受験結果(人) 5 4 10 3 15 5
名工大平均(%) 17 33 33 25 50 42
但し、平成18年7月度の受験者数12名。
次に、本学の領域別獲得点(%)と全国受験者領域別獲得点(%)を年度別に比較し、結果を下表に示した。

表1 知的財産検定2級結果U
  領域1 領域2 領域3 領域4 領域5
年度 H19 H18 H19 H18 H19 H18 H19 H18 H19 H18
本学(%) 62 69 61 55 55 59 60 70 60 64
全国(%) 71 75 72 67 65 64 71 62 70 69
但し、領域1:特許・実用新案、領域2:意匠、商標、領域3:著作権、領域4:民法・不正競争防止法、独占禁止法を示す。
● 長期インターンシップの実施状況(期間:7月末から9月末)
1) 派遣先の開拓と協定書・守秘義務契約書締結他の調整
本年度は、11名の学生(産業戦略工学専攻6名、他専攻5名)の参加があり、派遣受入れ企業と調整の結果、7名が集中研修(夏季休暇)残りのメンバーは、複合型研修(夏季休暇及び冬季休暇研修)に参加することに成った。各派遣学生受入れ企業と協定書及び守秘義務契約書を締結した。

2) 個人研修目標面談の実施
指導教員、企業指導者及びプロジェクト室担当者間で調整を行い、学生との個人面談を随時実施した。各学生は、研修に先立ち個人研修テーマ、目標等を設定し、研修テーマの設定が技術イノベーション教育の主旨に則したものかどうかを事前に理解し、8月初旬から9月末までの期間1ヶ月の期間に亘り研修に参加した。
● 文部科学省「産学連携高度人材育成推進委員会」の中間評価ヒアリング
本年度は平成17年度に採択された教育プロジェクトの中間期にあたり、「産学連携高度人材育成推進委員会」による中間評価ヒアリングを受けた。
日 時 平成19年7月27日(金) 12:00〜12:30
場 所 文部科学省三番町共用会議所 第5会議室
目 的 本教育プロジェクトが大学、学生、企業等にとって役立つものとなるよう進展しているか否か(問題点、解決策)を確認することを目的に、教育プロジェクトに適切な助言を行い、より効果的な推進に資する。
尚、中間評価結果の公表・通知は、平成19年10月中旬、公開される予定である。
● 成果報告会概要報告
平成19年度長期インターンシップ成果報告会を下記の通り、開催しました。
日 時 平成19年11月22日(木) 13:00〜16:30
場 所 本学3号館、機械大会議室
出席者 41名
内訳:派遣学生(10名)、受け入れ企業関係者(10名)、産業戦略工学専攻教員(10名)、指導教員(6名(内:産業戦略工学4名)、産学連携教育コンソーシアム委員(6名)事務局(3名)
(プログラムはこちらを参照ください)
【実施概要】
第一部 13:00〜16:00
1) 研修生成果発表と出席者との質疑応答
2) 研修生受入れ企業出席者からの講評
本発表と評定表にもとづき産業戦略工学専攻教員が単位認定のための評価実施。 創造企業演習T(産業戦略工学専攻必修、他専攻選択科目4単位)、創造企業演習 (産業戦略工学専攻、他専攻とも選択)通年8単位

第二部 16:00〜16:30
企業出席者、産学連携教育コンソーシアム教育評価委員による最終発表テーマ3件選定。
今年度は、従来までの企業における現場研修に加え、公社、海外(ドイツ)インターン シップでの現場研修に参加した。10件のインターンシップのうち共同研究先企業(6件)以外に公募によるインターンシップ3件(海外を含む)の新たな取組を行った。
共同研究をベースにした企業現場研修は、比較的修士論文のテーマに近い研修を実施することが出来るが、公募型は、企業が準備した研修テーマを行う為、新たな課題が浮かび上がった。
各派遣学生から本年度の研修成果について報告があった。特に、大学院における人 材育成の視点に立った教育成果として、単なる就業体験ではなく、社会、産業界に役 立つ技術者は如何にあるべきか、共同研究における自身の役割、高度技術者としての保有能力(技術力、創造性、問題発見・開発能力など)の重要性、人間力としての積極性、協調性、発案能力などの重要性、さらには、企業現場研修を通じて事業の仕組み、生産工程の理解、企業の成り立ちなどを理解することが出来た。
また、研修生全員が「本インターンシップを通じ、企業・社会で活躍している技術者の直接的な指導および技術者の姿を目の当たりにし、成果を大学、企業での研究活動に生かしたい、参加した意義、効果があった。」と述べている。
UP
平成19年度文部科学省「派遣型高度人材育成協同プラン」 後期(平成19年10月1日〜3月31日)進捗状況

事後教育
1.知的財産事後教育
前期に引き続き「理工系学生のための知的財産法入門」講義と「11月度知的財産検定2級」試験対策講座を長期インターンシップ履修生11名と産業戦略工学専攻5名の計16名対象に5回に亘り実施した。
日 時 10月4日(木)から11月1日(木) 15:30から18:00
場 所 本学(19号館、202号室)
講 師 飯田 昭夫 講師
2.研修成果報告作成指導
1)研修後の個別面談
成果報告書作成に先立ち、研修目標の達成度、成果・課題はもとより、長期研修を体験して、将来の研究活動、技術・研究者について最大20時間の個別指導を行った。その結果、研修前の漠然とした目的意識から、研修後には、各自の意識がより具体的かつ明確に変化したことが確認できた。
2)成果報告書の作成
研修日報、研修目標達成度、実施報告書及び補足資料の作成、感想文、成果報告会スライド等の作成指導を行った。
3.成果報告会(2007/11/22)
産学連携教育コンソーシアム実施委員会主催の企業現場研修に参加した学生を対象にした成果報告会を11月22日(木)に開催した。審査の結果、優秀な研修 成果報告3件が選定された。2008年1月31日(木)第2回産学連携教育コンソーシアム調整会議の場でこれら3名の履修生が成果を報告した、学生と委員の先生方との活発な意見交換がなされた。
(既に詳細ホームページ中に掲載済み)
(プログラムはこちらを参照ください)
4.11月度知的財産検定試験
日時 平成19年11月5日(月)13:30から15:00
会場 非公開会場 本学 3号館 機械科大会議室
管理責任者 松井

[結果]
前期試験で不合格あるいは準2級合格者12名対象に実施。尚、本検定試験に産業戦略工学社会人学生1名と機能工学学生1名の計2名の学生が新規に受験した。10名は再受験生。平成19年11月度の受験結果をそれぞれ表記した。

表 知的財産検定2級試験領域別結果
  領域1 領域2 領域3 領域4 合計
年月度 7月 11月 7月 11月 7月 11月 7月 11月 7月 11月
本学(%) 62 58 61 61 55 54 60 52 60 52
全国(%) 71 68 72 72 65 66 71 61 70 61

表 知的財産検定2級合否結果
  合格(2級及び準2級) 不合格
2級 準2級
年月度 7月 11月 7月 11月 7月 11月
受験結果(人) 10 15
本学平均(%) 17 23 33 50 75

今年度は、7月度検定試験を受験した履修生30名と11月度検定試験を始めて受験した2名(7月度の検定試験は受験していない)を加え合計32名の学生が本検定試験を受験した。その結果、2級および準2級合格者を含め19名が合格(合格率約60%)。
一方、昨年度までは、受験生全員が合格(合格率100%)。
今年度の試験結果は、2008年7月からの新検定制度(国家検定)への移行に向け、受験者の増加、特に、知的財産業務に従事する企業の受験者が増加したなどの原因が考えられる。尚、新制度では、学生受験者は検定3級の受験資格に該当するが、検定2級の受験資格はなくなる。現行制度で検定2級に合格すれば、新制度に必要な特別講習会を受講することにより免除され、2級資格が得られる方向で調整が進められている。
5.双方向教育と情報発信
1)出張講義
双方向教育の一環として、平成18年度及び平成19年度の長期インターンシップ受入れ協力企業にて、3名の教員による出張講義を実施した。

2)対外活動
(1)2件の研究会・学会に参加し、本学プランの取組みについて紹介した。 さらに、文部科学省主催の平成19年度インターンシップ推進フォーラムに参加し、長期インターンシップの動向把握、産学連携による高度人材育成教育の重要性と今後の方向性について情報を入手した。
(2)下記大学・機関関係者が本学プランの取組みと実施状況調査の為来校、調査に協力した。
機関名:富山大学、徳島大学大学院、(財)北九州産業学術振興機構ほか
● 第2回産学連携教育コンソーシアム調整会議
開催日時 平成20年1月31日(木)13:30〜16:00
会場 本学3号館2階機械工学科大会議室

[議事]
議題1 平成19年度「派遣型高度人材育成協同プラン」進捗状況(報告)
1)平成19年度長期インターンシップ実施状況
2)文部科学省「産学連携高度人材育成推進委員会」
中間ヒアリングについて
3)平成19年長期インターンシップ成果報告実施概要
(成果報告発表へ)
議題2 平成19年度長期インターンシップ成果報告事例発表
議題3 その他報告事項
議題4 平成20年度長期インターンシップ実施計画案(審議)
UP

平成18年度

● 「長期インターンシップ」事後教育(2006/10/5〜11/9)
知的財産授業(飯田昭夫講師と研修生)1)知的財産教育

前期に引き続き知的財産法の理解を深めるために、「理工系学生のための知的財産法入門」に関する知財教育を10月5日〜11月9日までの期間に5回にわたり実施した。講師は、前期同様飯田昭夫氏にご担当いただいた。


2)成果報告会(2006/11/30)
成果報告会(2006年11月30日開催) 産学連携教育コンソーシアム実施委員会主催の企業現場研修に参加した学生を対象にした成果報告会を11月30日(木)に開催した。審査の結果、優秀な研修成果報告3件が選定された。2007年1月22日第2回産学連携教育コンソーシアム調整会議の場でこれら3件の成果発表が行われ、学生と委員の先生方との活発な意見交換がなされた。
● 知財検定試験(後期試験 2006/11/6)
後期11月6日(月)に本学で実施された「知的財産検定2級」試験の結果は、2級合格者3名および準2級合格者5名となった。本年度の受験結果は、2級合格者7名および準2級合格者5名となり、受験者12名全員が2級あるいは2級相当の資格を取得することが出来た。
● 第2回産学連携教育コンソーシアム調整会議(2007/1/22)
議題 1 平成18年度産学連携教育コンソーシアムの取組について(報告)
議題 2 長期インターンシップ成果報告について(発表及び報告)
議題 3 平成19年度の実施計画(案)について(審議)
平成19年度第1回産学連携教育コンソーシアム調整会議は、2007年5月17日(木)に開催予定
● 「長期インターンシップ」の派遣(2006/8/1〜9/30)
8月1日から9月30日までの期間に9名の学生が8社で長期インターンシップを行った。(9名の学生は、物質工学専攻、機能工学専攻、情報工学専攻、都市循環システム工学専攻、産業戦略工学専攻の5専攻に所属。)
● 知財検定試験と結果(2006/7/10)
事前教育の理解度を確認するため、本年度及び昨年度受講生12名が7月10日に「知財検定2級」試験を受験し、その結果は2級合格が4名、準2級合格が3名であった。(本学において「知的財産検定2級」の団体受験を初めて実施。)
● 「長期インターンシップ」事前教育(2006/5/12〜7/20)
5月12日にオリエンテーションを実施し、5月12日から7月20日までの期間に7回にわたり授業を実施。10名の大学院学生が今年度の長期インターンシップに向け、事前教育を受けた。(本授業は企業現場研修に必要な知的財産と守秘義務さらには情報の取り扱いなどを習得するとともに、「知的財産検定2級」対策のための授業と位置づけ、知財の問題発見能力を養うことを目的として実施。講師は、昨年に引き続き飯田昭夫氏(いいだ特許事務所代表弁理士・国士舘大学法学部教授)が担当。)
● 第1回産学連携教育コンソーシアム調整会議(2006/5/11)
議題 1 平成18年度長期インターンシップ実施計画について
議題 2 各種委員会について
議題 3 平成17年度実施報告書について(報告)
UP

平成17年度

● 第1回産学連携教育コンソーシアム設置準備室会議(2006/2/10)
議題 1 名古屋工業大学産学連携教育コンソーシアムについて
議題 2 平成17年度長期インターンシップの実施について(経過報告)
● アンケート調査(2006/1/6)
次年度以降の事前教育の改善を図るために、受講生3名に対し事前教育の成果・効果、講義全般についてのアンケート調査を実施した。(アンケートの分析結果では、知的財産県全体に対する受講生に理解は概ね良好ではあるが、「国内優先権主張」など更に理解を深めるためのフォローアップ教育が必要。)
● 知財検定模擬試験と結果レビュー(2006/1/6、13)
事前教育の理解度を確認するために、受講生3名に対し1月6日に「知財検定2級過去問題及び模擬問題」による試験を実施し、1月13日に試験結果のレビューと補足説明を行った。(来年度には本学において「知的財産検定2級」の団体受験を行う予定。)
● 「長期インターンシップ」事前教育(2005/12/2、9、16)
12月2日から3回にわたり授業を実施し、3名の産業戦略工学専攻の大学院学生が今年度の長期インターンシップに向け、事前教育を受けた。(本授業は「知的財産検定2級」対策のための授業と位置づけ、知財の問題発見能力を養うことを目的として実施。)

講   師   飯 田 昭 夫
 ・ いいだ特許事務所代表弁理士
 ・ 国士舘大学法学部教授
 ・ 内閣府 総合科学技術会議専門委員
 ・ 文部科学省 科学技術・学術審議会専門委員
授業内容 「知的財産と守秘義務」について、企業活動と知的財産、特許・実用新案、商標権、不正競争防止法、著作権等の知的財産全般について、テキスト及び事例に基づき講義。
● 第1回産学連携教育コンソーシアム設置準備室会議(2005/11/22)
議題 1 平成17年度実施計画について
議題 2 長期インターンシップ事前教育について
議題 3 長期インターンシップ協定書について
● 産学連携教育コンソーシアム設置準備室設置(2005/10/5)
10月5日に本学に産学連携教育コンソーシアム設置準備室を設置した。
UP

感想文集

平成21年度感想文集
平成20年度感想文集
平成19年度感想文集
平成17年度〜平成18年度感想文集

対外活動

1. 東海工学教育協会研究会
発表テーマ  「産学連携による知的財産教育」
 〜長期インターンシップにおける知的財産教育〜
発表者  人材育成マネージャー 松井照幸
主  催  東海工学教育協会
日  時  平成18年3月17日(金)15:00から17:30
会 場  名古屋大学 工学部4号館 第会議室
2. インターンシップ実現化委員会
発表テーマ  文部科学省「派遣型高度人材育成協同プラン」の紹介と
 本学の長期インターンシップ゚の取り組みについて  
発表者  人材育成マネージャー 松井照幸
主  催  豊田市雇用対策協会
日  時  平成19年2月13日
会 場  豊田商工会議所
3. 第13回新産業フォーラム(N−Cube)
発表テーマ  「技術の市場化を実現する産学連携教育
  〜産学共通プラットフォームでの双方向インターンシップ〜  
発表者  人材育成マネージャー 松井照幸
主  催  名古屋工業大学、名古屋市工業技術振興協会、名古屋都市産業振興公社
日  時  平成18年12月18日(月)14:00〜17:00
会 場  ナディアパーク6F エクセルルーム
http://db.ccr.nitech.ac.jp/event/cgi-bin/event-content.cgi?eventid=ev20061130134411
4. インターンシップ推進フォーラム2007年
事例紹介  「技術の市場化を実現する産学連携教育
  〜産学共通プラットフォームでの双方向インターンシップ〜  
発表者  人材育成マネージャー 松井照幸
主  催  文部科学省
日  時  平成19年3月15日(木)13:30から17:30
会 場  科学技術館 サイエンスホール
http://www.rikkyo.ne.jp/grp/ibc/kouzainfo2.htm
5. 日本工学教育協会―第55回 年次大会― 産学連携教育―U
発表テーマ  「MOTの出張講義と長期インターンシップによる双方向産学連携教育の実践」 
参加者  産業戦略工学教授 中村隆(発表者)、松井照幸
主  催  社団法人 日本工学教育協会、関東工学教育協会
日  時  平成19年8月3日(金)
会 場  日本大学理工学部1号館 (駿河台キャンパス)
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsee/text/joj/joj55_3.pdf

出張授業

平成21年度
双方向教育の一環として、学生受入企業に大学教員を派遣し、出張講義を実施した。代表的な出張講義の最近の事例を下記した。
日時 平成22年2月19日(金) 14:00〜17:00
会場 メニコン研究開発本部(愛知県春日井市高森台5−1−10)
出席者 研究開発本部部員 40名
(対応者:研究開発本部 研究企画課ほか)
講師 産業戦略工学専攻 山下啓司教授
題目 テーマ1.「プラスチックのこともう一度見直してみませんか?」
テーマ2.「環境を考える機能性高分子材料設計と工業大学における技術者の育成」
出席者 名古屋工業大学 産業戦略工学専攻 山下啓司教授
長期インターンシップ 人材育成マネージャー 松井照幸
目的 同社開発本部員教育のため

[内容]
テーマ1では、一般研究開発部員を対象に、セラミックスの基礎をサンプルを提示していただきながら、分かりやすく紹介していただいた。
高分子化学分野に情熱を燃やし入学した学生の多くは、高分子分野で構造化学式を提示、文章と記号だけの授業になると大半の学生が興味を削がれ、学習意欲がなくなる。同教授は、これらの問題をクリアーするために生活の中の身近な汎用樹脂(ポリエチレン(PE),ポリプロピレン(PP)、ポリ塩化ビニール(PVC)、ポリスチレン(PS))とエンジニアリングプラスチック(ナイロン(自動車部品、ストッキング)、ポリエステル(電子部品、PETボトル)、ポリカーボネート(CD))を教材に強度、耐熱・耐光性などの特性についてデモをしながら、説明していただいた。
さらに、これらセラミックに対する環境対策、取組について、生分解性プラスチック(セルロース等の天然生分解性プラスチック、ポリエステルのような細菌等のエネルギー貯蔵物質のような微生物生分解性プラスチック、親水的なポリエステル、ポリペプチドなどの化学合成により生成される成分解性プラスチック)について、特に細菌フォアグラ化プラスチック、トウモロコシから生分解プラスチック(PLA)について、でんぷん、乳酸重縮合を得て生分解性の植生ポット、トレイなど自然に帰るあるいは焼却を過程により、カーボンニュートラルなサイクルが実現できる。

テーマ2では、機能性高分子の取組について、名古屋工業大学同教授の研究室紹介があった。同研究室では、ハイブリッドゲル、吸着、廃材利用の3グループに別れており、吸着グループでは、都市鉱山におけるITOからの希土類金属(In)、他金属元素(Sn、Al)の回収に対するインプリントハイドロゲルによるInの選択的吸着手法の取組紹介、産業廃棄物から得られる物質を原料としてゲル合成を行い、ハイブリッドハイドロゲル(珪酸塩、PVA水溶液から合成など)の応用例、耐環境性を具備した緩衝剤(材)としての建材への応用、VOC吸着性、ホルムアルデヒドに対して活性炭への効果を見出すことが出来現在展開中である。共同研究への展開、さらには、産学連携教育によるインターンシップ実施の可能性について言及。
同研究室卒業生からの質問として、脱着方法と安定性について質問があった。燐酸等の酸に溶解させ戻すことは容易に出きる。安定性は、選択性、平衡性(平衡定数)により支配される旨の回答があった。
[所見]
プラスティク全般から現在の研究まで非常に理解しやすく、かつ興味あるお話を伺った。
同教授は、キャリアサポートオフイスの責任者を務めておられ、最近の学生の気質の変化、就職活動に多くの時間が取られ研究等に集中できないなど憂慮されており、本学学生のための就職ポータルサイトの構築、学部対象のジェネラルインターンシップ、共同研究を中心としたテクノロジーインターンシップについての紹介と産学連携のシーズ紹介について言及されていた。
メニコン研究開発本部出張講義の様子
メニコン研究開発本部出張講義の様子
写真  メニコン研究開発本部出張講義の様子
本学産業戦略工学専攻 山下啓司教授(講師)とメニコン研究開発本部部員の皆様
平成20年度
双方向教育の一環として、学生受入企業に大学教員を派遣し、出張講義を実施した。代表的な出張講義の最近の事例を下記した。
日時 平成21年2月6日(金) 14:00〜17:30
会場 メニコン研究開発本部(愛知県春日井市高森台5−1−10)
出席者 研究開発本部部員 50名
(対応者:研究開発本部 研究企画課 斉藤基行課長、笹井康臣ほか)
講師 産業戦略工学専攻 加藤雄一郎准教授
題目 テーマ1.購買確立理由(モノだけでなく、ワケもつくらなければならない)
テーマ2.価格回避の突破口
出席者 名古屋工業大学 産業戦略工学専攻 加藤雄一郎 准教授
長期インターンシップ 人材育成マネージャー 松井照幸
目的 同社開発本部員教育のため

[内容]
上記2テーマについて長期インターンシップの一環として同社研究開発部員対象に本学産業戦略工学専攻加藤先生に出張講義をお願いした。企業が現在抱えている問題を整理し、80年代までの日本企業が世界をリードしてきた訳、特に、QC、TQCなどの品質改善手法を駆使し、高信頼性、低コスト、短納期のものつくりを進め世界経済を牽引してきた。しかしながら、昨今経済危機に直面しても、80年代の差別化至上主義の考え方を引きずっており、企業が生き残る為には、競合他社との永遠に続く価格競争に勝ち抜く以外にしか方法がない構図になってしまっている。加藤先生から、この様な状況を回避・打開するための方法を「ブランドとは」「ブランドプレポジション」「ポジショニング戦略」について、事例をベースに説明があった。
[所見]
長時間にもかかわらず加藤先生の話を聴講していた同企業研究開発者たちは、「会社の目指す方向性が見えてきた」「事例が分かりやすく開発に対する姿勢がわかってきた」「外部講師を招聘し、MOT教育を実施しているが、個別の話が多く今回の講義内容は、総括的かつ非常に分かり易かった」などの講義内容について感想を述べていた。
メニコン研究開発本部出張講義の様子と当日の講演のキーポイントPPT資料抜粋
メニコン研究開発本部出張講義の様子と当日の講演のキーポイントPPT資料抜粋
写真8 メニコン研究開発本部出張講義の様子と当日の講演のキーポイントPPT資料抜粋
本学産業戦略工学専攻 加藤雄一郎准教授(講師)とメニコン研究開発本部部員の皆様

平成20年度出張授業をPDFでご覧いただく場合はこちらをクリックして下さい。(PDF:486kb)

平成19年度
本学が「技術の市場化を実現する産学連携教育」(産学共通プラットホームでの双方向インターンシップ)の一環として実施しております出張講義(出前授業)を下記の通り行いました。

開催場所 株式会社メニコン 開発本部
日 時 平成20年1月21日(月)
対 象 者 開発担当理系出身者、文系出身者他 60名
講義時間 1テーマ90分

講義テーマ1
「技術者のためのMOT的新商品開発基礎講座」
1) MOTの前に 日本の技術力について
2) 新商品開発の前提
3) 事例研究
4) アイディア発想
  講師 産業戦略工学専攻 横田 和彦先生

【内容】
横田先生の講義の様子日本の技術力の現状を欧米の科学技術の変遷を例に日本の基礎研究も商品開発も得意、かつ優れているとの紹介があった。新商品開発における前提として、開発の可能性を論理的に説明できると信じること、徹底的思考の重要性、MOT的考え方とMBA的考え方の相違(論理的思考、非論理的思考)とともに、非論理的に知識が表現されているケースに対する姿勢(批判的に知識を吸収、独自の思考を添加する)について、事例研究をベースに、技術的優位性、顧客思考、ブランドおよび顧客の声を切り口に説明いただいた。これらを通して、徹底思考が通用しない時には、論理の間違い、論理が不十分な点を再思考することにより解決の糸口を見出すことが重要である。さらには、論理を知らない、論理が未解明なケースに対しては、勉強、研究する必要がある。最後に、半導体工場の事例をベースにアイディアの発想について説明いただいた。 発想は、出来るだけ多くの、多様性に富んだ発想を自由奔放に出すことが重要である。 発想法におけるマインドマップの手法についてコンタクトレンズを事例に説明いただいた。MOT視点からの商品開発に関する姿勢、思考、発想法等非常に有意義な講義内容であった。

【講義テーマ2】
「生体模倣によるナノ薄膜膨潤・収着量測定装置の開発」
1) 従来の収着測定
2) 収着測定から得られる情報
3) 収着量を可視化する
4) 膨潤・収着量同時測定
  講師  大型設備基盤センター長(物質工学専攻)木下 隆利先生

【内容】
木下先生の講義の様子高分子膜の透過機構の基礎及び吸着、収着・膨潤機構の相違について、さらに、収着測定から得られる情報から溶解度係数、拡散、透過係数、収着分子のクラスタリング、拡散、透過の活性化エネルギーなどが求められる。これら高分子膜、特に特異構造、分子間での自己組織化などの特徴を兼ね備えたペプチド材料、の物理・化学特性を解明することにより、機能を持たせた分子組織を創製することが出来る。すなわち、「高分子によるものつくりプロセス」が解明できる。
先生が企業と共同で開発された収着・膨潤の同時測定が可能な「ナノ薄膜膨潤・収着量測定装置」の紹介と従来方式による測定データとの相違、優位性について説明いただいた。
最後に、高分子を用いた生体膜の構造と機能(イオンチャンネル、刺激応答膜、機能性界面、自己組織化など)を解明することにより、生体の構造と機能の模倣することによる「生体模倣工学の創出」など非常に夢のあるテーマについて講義をいただいた。


PAGE TOP
Copyrigh(C)Nagoya Institute Technology All rights reserved
プラン概要 実施計画スケジュール 実施計画プロセス 実施状況 成果報告 本学におけるインターンシップの状況 お問合せ Q&A