
世界中の病気と闘う患者さんのために
小野薬品工業株式会社
福井研究所合成研究部 勤務
小川 真一(おがわ しんいち)
応用化学科 平成16年度修了
物質工学専攻 平成21年度修了
H24年12月現在

世界中の研究者と協力しながら研究を進めています。
私は医薬品の合成法の研究開発をしています。薬の多くは小さな有機分子で、簡単な有機化合物から複数の反応を経て合成されます。しかし、多くの患者さんを救える程の薬の大量合成は容易ではなく、優れた合成法が必要です。この優れた合成法を開発するため、世界中の研究者と協力しながら研究を進めています。研究を通して、より多くの患者さんの‘いのち’に貢献できることを夢見て日々実験に臨んでいます。

研究も遊びも全力でするから楽しい
私にとって研究生活が人生のターニングポイントでした。最も有意義だったことは研究を通して物事を楽しむ価値観を得たことです。先生や仲間と共に過ごす中で、自分と向き合い自分にしかできない研究を目指すうちに私の世界は広がりました。実験は望みどおりにならないことがほとんどですが、だからこそ議論したり夢を語ったりする過程を楽しめるのだと気付きました。「研究も遊びも全力でするから楽しい」これが今の私の信念のもとになっています。
学びの原点は遊び心
研究を通してあなたの人生のきっかけを探してみませんか?大学ではこれまで以上にどう考え行動するかでチャンスが広がります。物事を時に深く、時に柔軟に捉えてみると新たな発見があるかもしれません。その小さなきっかけを共有して議論し研究できる仲間と環境が名工大にはあります。学びの原点は遊び心ですから、あなたらしく自由に人生のきっかけを名工大で探してみてください。きっととびきりの好奇心と素敵な自分を見つけられますよ。
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