物質工学専攻水野雄介君が東海高分子優秀学生発表賞を受賞しました
2015年01月05日掲載
物質工学専攻の水野雄介君が第45回中部化学関係学協会支部連合秋季大会において東海高分子優秀学生発表賞を受賞しました。
研究の内容
エレクトロクロミック(EC)素子は物質の酸化還元状態における呈色の違いを利用した表示素子であり、スマートウィンドウや電子ペーパーなどへの応用が期待されている。本研究では、EC材料のひとつである導電性高分子のポリ(3,4-エチレンジオキシチオフェン)(PEDOT)を電解重合により成膜し、その酸化還元状態を電気化学的に制御することでEC素子化後の駆動電圧に対する透過率変化の違いや重合膜の化学的安定性の違いを明らかにした。