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境材料工学科4年坪井泉名さんが日本セラミックス協会東海支部東海若手セラミスト懇話会夏季セミナーにおいて優秀発表賞を受賞しました

2015年01月28日掲載


工学部第一部環境材料工学科4年 坪井泉名さん(五味・横田グループ)が、2014年6月に三重県湯の山で開催された日本セラミックス協会東海支部・第48回東海若手セラミスト懇話会夏季セミナーにおいて研究発表を行い、選考審査の結果「優秀発表賞」を受賞しました。本賞は参加者全員の投票によりポスター発表(38件)を対象に選考され、坪井さんを含む5件の発表が受賞しました。坪井さんは、研究室に配属されたばかりですが原子レベルで平坦な薄膜の作製に成功し、その内容が高く評価されました。

発表名:「エピタキシャルCr2O3薄膜における応力誘起電気磁気特性」
内容:電界によって磁性を誘起出来る電気磁気効果物質:Cr2O3の原子レベルで平坦な極薄膜の作製に成功しました。極めて平坦且つ極薄であるため、磁性の発現には本来電界印加が必要であるものの、電界の印加なしに磁性を発現することに成功しました。電界だけで磁性を発現する特異性に加えて、極薄膜の特性を付与することにより、待機電力がほぼ0の記憶・演算素子などへの応用が期待されます。
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右が坪井泉名さん

坪井さんのコメント:
短い期間での準備で、初めての学会発表は大変でしたが、賞を頂けて非常に光栄です。
これも指導して頂ける先生、先輩方のおかげです。ありがとうございました。
今回の受賞を励みにますます研究を頑張っていこうと思います。



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