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物質工学専攻博士前期1年 藤原貴彦君が日本セラミックス協会2014年優秀ポスター発表賞を受賞しました

2014年06月09日掲載


大学院物質工学専攻博士前期課程1年 藤原貴彦君(柿本研究室)が、2014年3月に慶應義塾大学(日吉キャンパス)で開催された日本セラミックス協会2014年年会において研究発表を行い、その後の選考審査を経て5月19日に「優秀ポスター発表賞」を受賞しました。

本賞は発表者が35歳以下で第一著者であるポスター発表(127件)を対象に選考され、藤原君を含む9件の発表が受賞しました。藤原君は発表当時、環境材料工学科4年生で柿本研究室と産業技術総合研究所先進製造プロセス研究部門が共同で実施した研究成果を発表しました。助教や博士課程学生の受賞が多いなか、学部4年生の卒業研究発表が本賞を受賞することは極めて稀で、その内容が高く評価されました。藤原君は本学セラミックス科学研究教育院(ICRE)から産業技術総合研究所中部センターに昨年派遣されており、ICREが推進する産学官インターンシップの成果が現れました。


発表名:「凍結乾燥法を用いたラジアル多孔質型ニオブ系セラミックスの作製」
内容:水含有ポリマーとセラミック粉末からなる特殊なスラリーを凍結乾燥プロセスに供して、円筒形状の径方向だけに気孔を発達させた環境にやさしい無鉛圧電セラミックスの作製に成功しました。センシング素子として受波感度に優れたセラミックスなど、これまでにない機能発現が期待されます。

日本セラミックス協会ウエブサイト

HP掲載用写真1.jpg
受賞した藤原貴彦君

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賞状

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