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医薬工連携―先端医療を生み出す工学研究

受付終了

担当 工学教育総合センター
日程 6月13日(土) 名古屋工業大学 23号館2311講義室
6月20日(土) 名古屋工業大学 23号館2311講義室
対象者 高校生及び一般
募集人数 100人
会場 名古屋工業大学 23号館2311講義室
受付期間 開講日の1週間前まで
募集状況 受付終了

概要

人生100年時代の前提とも言える医療の進歩は、工学研究によって支えられているといっても過言ではないでしょう。より的確なスクリーニング、そしてデータ処理による的確な診断、さらには、人体が薬を取り込む過程の解明などなど、単に新しいものを創出するだけでなく、既に存在しているものの問題点を解明していかに未来につなげていくかという研究が、先端医療につながっています。

今回の全学公開講座では、医薬工連携をテーマに、名工大で行われている研究を紹介しながら、先端医療を生み出す工学研究について知識と理解を深めていきます。

プログラム

2019年6月13日(土)
時間 タイトル・講師 要旨
14:00~14:05 趣旨説明等
14:05~15:05 「データ駆動型人工知能の医学研究への活用事例」
竹内 一郎
(工学研究科 工学専攻 情報工学系プログラム 教授)
データ計測技術とデータ処理技術が発達したことで、さまざまな分野のビッグデータが得られるようになりました。ビッグデータをコンピュータで分析して不確実なことを予測したり、新たな知識を発見したりするアプローチはデータ駆動型人工知能と呼ばれており、医学分野でも活用が進んでいます。医療現場では、さまざまな臨床情報に加え、網羅的な遺伝情報が得られるようになっており、これらのデータを機械学習に適用し、新たな診断法や治療法の開発を目指す試みがなされています。本講演では、まず、データ駆動型人工知能について解説したのち、医学研究への活用事例を紹介します。
15:05~15:15 休憩
15:15~16:15 「誰もが気軽に使える軽度認知症スクリーニングをめざして」
加藤 昇平
(工学研究科 工学専攻 情報工学系プログラム 教授)
世界の健康長寿社会の発展に伴い認知症を患う高齢者の急激な増加とそれに伴う医療介護福祉の諸問題は世界が抱える喫緊な課題の一つになっています。世界や日本の認知症施策においても、認知症の予防法、診断法、治療法、介護モデル等の研究開発の重要性が掲げられています。講演者は、これまでの研究において、認知症の医療機関や専門医と共同して人工知能技術を用いた認知症の早期スクリーニングの基本原理と基礎アルゴリズムを開発してきました。本講演では、誰もが気軽に使える軽度認知症のスクリーニングをめざしたこれらの研究事例を紹介します。
2019年6月20日(土) 共催:名古屋工業会名古屋支部
時間 タイトル・講師 要旨
14:00~14:05 挨拶
14:05~15:05 「サリドマイドの夢」
柴田 哲男
(工学研究科 共同ナノメディシン科学専攻 教授)
サリドマイドは、昭和40年前後に催眠薬として流通しましたが、薬害を引き起こし販売中止になったくすりです。そのサリドマイドは半世紀を超えた今、がんの重要な治療薬となっています。本講座では、サリドマイド研究の最先端をその歴史とともに振り返りながら、今後どのようにサリドマイドと向き合っていくのかを、私たちの行っているフッ素の話を交えて話します。
15:05~15:15 休憩
15:15~16:15 「小野薬品におけるものづくり研究」
小川 真一
(小野薬品工業株式会社CMC 生産本部 博士(工学))
当社では「病気と苦痛に対する人間の闘いのために」を企業理念に、革新的医薬品を通して人類に貢献することを目指しています。我々生産技術部門では、頑健な製造プロセスを開発し、高品質な医薬品を安定的に生産することで、患者さんが安心して使用できる医薬品を届けられるよう取り組んでいます。本講演では、シミュレーションなどの工学の最新技術や、統計などの他分野の技術を駆使した当社のものづくり研究活動を紹介します。
16:15~16:20 まとめ、修了証授与


この情報は学務課が提供しています。

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