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健康と福祉 −超高齢社会に資する科学

日程 平成30年6月2日(土)13:00~15:15
平成30年6月9日(土)13:00~15:20
対象者 高校生及び一般
募集人数 100名
会場 名古屋工業大学
2号館1階0211講義室(予定)
講習料 無料
受付期間 開講日の5日前まで

我が国は2007年に65歳以上の高齢者が全人口に占める割合が21%を超え、「超高齢社会」に突入しました。今後も高齢化率の上昇傾向は続くとみられ、2025年には約30%、2060年には約40%に達すると予想されています。

このような人口比は、世界的に見ても、これまで私たちが経験したことのない社会です。これにともない、介護や社会保障費の増大など高齢化にかかわる社会問題も深刻さを増してきています。

一方で、近い将来人口の3割から4割が高齢者となる社会に向けて、様々な取り組みが進められています。予防を重視した健康寿命の延伸や、科学技術を活用した高齢者支援などはその一例です。

平成30年度の全学公開講座は、名工大で行われている健康や福祉に関連するいくつかの講演を市民の方々に紹介できればと考えています。

なお、井澤氏は名古屋工業会(名古屋工業大学全学同窓会)からの講師です。

プログラム

平成30年6月2日(土)
時間タイトル・講師要旨
13:00~13:05 講座の趣旨説明等 -
13:05~14:05 認知症高齢者を見守る位置推定技術白松 俊(工学研究科 情報工学専攻 准教授) 認知症の症状が軽いうちから外出を禁止されてしまうと、ますます症状が進む原因になってしまいます。しかし、外出中に突然ご自分の位置や意図がわからなくなってしまう恐れもあり、難しいところです。そこで、「BLEビーコン」と呼ばれる充電不要な発信機を「見守り袋」や靴に入れて、お年寄りの位置を推定する技術をご紹介します。
14:05~14:15 休憩 -
14:15~15:15 超高齢社会における自分らしく住み続けられるまちづくりを考える
井澤知旦
(名古屋工業大学客員教授・名古屋学院大学教授)
少子高齢化を伴う人口減少社会においては新しい都市像が求められます。
それは住みやすい地域を自らつくる「エリアマネジメント」の視点と24時間365日地域で見守る「地域包括ケアシステム」の視点を併せ持つ「地域総合マネジメント」ではないでしょうか。それを通じてこそ、自分らしく住み続けられるまちが誕生すると考えます。
平成30年6月9日(土)
時間タイトル・講師要旨
13:00~13:05 講座の趣旨説明等 -
13:00~14:00 ― 超高齢社会におけるこころと脳の健康 ―
~脳を鍛える~
吉里秀雄(工学研究科 生命・応用化学工学専攻 准教授)
身体運動は、筋・骨の機能を保つための刺激だけでなく、脳の栄養因子となる重要な刺激になることが最近分かってきました。しかし、私たちは加齢と共に次第に体を動かす時間や量が減ってきます。どうしたら運動とうまく付き合えるのか?今回はこれらのことについて脳神経科学から得られたデータを基に解説します。
14:00~14:10 休憩 -
14:10~15:10 体を支える身体のコミュニケーション
~骨と筋内センサー~
吉村篤司(工学研究科 生命・応用化学工学専攻 教授)
最近、骨は身体を支えるだけでなく、緩やかな情報をキャッチして脳の若さや記憶を保つことが分かってきました。また、筋内センサーは瞬時の情報をキャッチして、脳とバランスを取りながら運動や日常での活動を調節しています。生き生きとした健康な高齢社会を迎えるためには、重要な身体機構であると考えます。この面の改善策について紹介します。
15:10~15:20 まとめ、修了証書授与 -

この情報は学務課が提供しています。

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