最も効果の高い投資は、
未来にいざなう人を育てることかもしれない。

名古屋工業大学実践事業創成講座
Re-skilling Invitation to the Future ~

社会がスピーディーに変化する現在の市場の中で、選ばれ続ける商品は大きく変わってきています。これからの企業にとって必須となってくる、「画一的な商品の量産」から「共創によるシナジーの量産」への転換。そして、新規事業を創出できる人材の育成。本講座では、MOT(技術経営)視点での新規事業創造を実践型でレクチャーしながら、御社の技術を未来につなげるための人材を教育します。
変化を恐れず事業の創出に挑める人が、どれだけ自社にいるか?
社会の流れに合わせて変化できる企業になるには、「学ぶ意欲がある人を、挑戦できる人材に育てる」ことが改善・改良から改革に向かうスタートです。
まずはいま持っている技術を棚卸しすることで、新しい価値につながる自社の技術を再発見しましょう。そして、その技術を価値に変えるために必要な知識と考え方について、理論と実践を繰り返しながら一緒に学んでいく。新しい価値を思い描ける講座を開催します。

講座受講要綱

対象
経営者が新規事業創成に強い意欲を持ち、
リスキリングを積極的に取り組まれている企業様
受講条件
  1. 1) 経営者が本講座全体に積極的に関わりを持っていただくこと。
  2. 2) 本講座の事前課題に積極的に取り組んでいただくこと。
  • 本講座は、座学およびグループワークで実施します。
  • 対面及びオンライン(Teams)を併用します。
  • オンラインの講座の際は、受講生自身でパソコン及びインターネット環境をご用意ください。
  • 講座終了に条件を満たした受講生に対して、修了証書を授与します。

講座コース紹介

経営者と相談後、講座コース内容をご提案いたします。申し込み前にご相談ください。

講座コース 内容 講座時間(目安) 受講料
自社機能の
棚卸コース
自社の機能を可視化するために必要な、現状の事業・技術の棚卸手法が身につきます。 3回・90分 15万円~/1名
5名以上
実践MOTコース 棚卸した事業・技術が生み出している価値の連携、自社の強み・弱みを、MOT手法で可視化する方法について学びます。 4回・90分 30万円~/1名
5名以上
新規事業
構想コース
新規事業の創出に必要な技術を洗い出し、成功につながる新規事業構想の考え方を習得します。 1年
(月1回程度)
50万円~/1名
10名以上

社会共創企画室長のメッセージ

学んだ経験者を集める企業から、学び続ける企業への変容が声高に求められ始めました。様々な機関がそれぞれの特色を活かしたリスキリング・リカレント教育のプログラムで「学び続ける」支援を始めています。「どのように学べばよいのか?」「学んだ結果、何が得られるのか」という状態から「何を目指して学び合うのか」の思考に移ってまいりましょう。企業の皆様と目指す未来を共鳴させて頂き、自ら学び続ける人材育成の場としてご活用下さい。

お問い合わせから講座開始までのフロー

Step1

お打ち合わせ
貴社が目指されたいゴールについてお話を伺い、講座内容イメージのすり合わせをさせていただきます。

Step2

講座内容等のご提示とご説明
お打ち合わせで調整させていただきました内容を基に、講座コース、内容、時間、受講料などをご提示させていただきます。また、申し込みに必要な情報や申し込みから講座開始までの段取りのご説明をさせていただきます。

Step3

お申込み
申し込みに必要な情報を送付いただきます。講座開始までに受講料をお振込みください。

Step4

講座開始

オープンバッジ

本講座は、2022年度から一般財団法人オープンバッジ・ネットワークが発行するオープンバッジを導入しています。

本講座のビジネスクリエイターとは、MOT手法を体得し、ビジョンを描き、未来課題想起とその課題への挑戦を主体的に牽引できる方です。
本講座の受講生に対し、受講で取得した能力に応じてビジネスクリエイターとして認定しています。ルーブリック(認定基準)と照らし合わせ、ゴールド、シルバー、ブロンズの各オープンバッジを授与しております。

  • ゴールド
  • シルバー
  • ブロンズ

受講企業様の声

実践事業創成講座の受講前と受講後

これまで、既存市場・技術・製品から顧客ニーズに基づいたフォアキャスティングによる製品提案を実施してきた。今回、将来のありたい姿(ビジョン)を想定し、バックキャストによる既存技術とのギャップを明確化し、技術革新をもたらす手法を学べたことで製品企画の視点を広げることができた。

2023年受講

住友ベークライト株式会社 部長

実践事業創成講座の受講前と受講後

研究部門として今後取り組む技術を考えるにあたり、受講前はニーズ思考orシーズ思考のどちらかに偏りがちであったが、受講後は、価値の連鎖を意識してニーズとシーズの両面から深く思考できるようになり、更に強くするべき技術、新たに獲得すべき技術をより具体的に議論できるようになった。

2023年受講

日本特殊陶業株式会社 室長 笠原