名古屋工業大学パンフレット
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1億円 2億円 3億円 ▶留学生や外国人研究者の受入施設である 国際交流会館(築およそ30年)を改修▶ネットワーク安定稼働のための 情報基盤設備の更新▶老朽化が進んでいる空調機などの施設の更新23Nagoya Institute of Technology Report 2022WEBhttps://www.nitech.ac.jp/intro/corporative/zaimu/index.html2021年度は、研究設備の整備や産学連携を推進した結果、研究活動量を示す研究経費と受託研究費等の合計金額が約28億円(対前年度2.3億円、9%増)となりました。また、教育活動量を示す教育経費は約11億円となり、特に奨学費が前年度よりも約2千万円増加したことでコロナ禍での学生の学びを守りました。今後も「心で工学」を合言葉に、ポストコロナ時代の変化に柔軟に対応した適切な大学運営に努めます。国立大学はその年の事業計画に基づき、必要な分だけを国から財源措置されます。よって、計画どおりにお金を使えば損益は均衡しますが、経費の節減や増収努力により利益が出ることがあります。このような「経営努力により発生した利益」は次年度以降に繰越され、多額の費用がかかる大学のインフラ設備などに使われます。教育研究活動 コロナ禍でもより活発に 心で創る工学の未来コロナ禍ではありましたが、大学の使命である教育研究活動が活発に行われ、次なる時代へと持続的な成長に繋げた1年でした。財務情報損益計算書では、2021年4月から2022年3月に発生したすべての費用、収益を表示することで、本学の運営状況を明らかにしています。民間企業の損益計算書と異なり、費用は「コスト」ではなく「教育研究活動量」、収益は「■け」ではなく「教育研究活動量の源泉」を示しています。また、国立大学の損益計算書は、国から評価を受ける際の参考資料とされており、まさに「大学運営の通信簿」となっています。株主のいない国立大学法人の利益はどうなる?教育研究活動に要した費用113億円経営努力により発生した利益など4.9億円国立大学の利益について教育研究活動のための源泉未来の名工大を支えるために使われます!2021年度 損益計算書 ハイライト費 用利 益主なつかいみち収 益FINANCIAL INFORMATION大学運営の通信簿財務諸表WEBサイト損益計算書118億円

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