名古屋工業大学パンフレット
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3億円 3億円 1億円 25Nagoya Institute of Technology Report 20222021年度は、未来通信研究センターによる高信頼通信ネットワーク教育研究拠点形成事業のための施設を整備、ポストコロナを見据えた大型研究設備の導入、情報基盤設備の更新などの基盤強化を行いました。これにより、固定資産は約426億円(対前年度10億円、2.5%増)となりました。学生・教員が快適で充実した最先端の環境の下で教育研究活動に励んでもらえるよう、今後も本学の財政基盤を強固なものにしていきます。教育研究の充実は環境から 新時代を共に挑む 最新施設設備導入時代のニーズに沿った施設や設備環境を整え、教育研究機能を最大化するための基盤を強化した1年でした。「負債」とは、名工大の借金?国立大学の収入の多くは、役務提供前にお金をもらう「前受金」の性格を持っており、受け取った時点で負債に計上し、役務提供後に収益化する仕組みとなっています。そのため、負債の大部分は借金ではなく返済の必要もありません。借金ではなく、「返済の必要のない債務」です!財務情報決算日(2022年3月31日)時点におけるすべての資産、負債、及び純資産を表示することで、本学における財政状態を表しています。大学が教育研究を実施するためには、活動の基盤となる土地や建物、設備が必要不可欠なため、国立大学の貸借対照表は固定資産の割合が高いことが特徴です。また、負債は「返済の必要のある借金」ではなく、「返済の必要のない債務」が多くを占めています。教育研究のための建物や設備など350億円75億円47億円資産合計473億円寄付により取得した株式など現金や預金など返済の必要のない債務178億円30億円負債合計208億円未払金や将来支払うリース料など国からの出資金など265億円国立大学の負債について2021年度 貸借対照表 ハイライト資 産負 債純資産FINANCIAL INFORMATION10億円 13億円 11億円 14億円 大学財政の診断書貸借対照表

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