名古屋工業大学レポート2024
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ム就職ム就職就業体験プログラ就業体験プログラキャリア形成就職準備ガイダンスインターンシップ業界・企業研究セミナーキャリア形成就職準備ガイダンスインターンシップ業界・企業研究セミナーキャリア形成就職準備ガイダンスインターンシップ業界・企業研究セミナーキャリア教育科目学部学部キャリア支援個別キャリア相談大学院大学院キャリア支援�年正課授業正課授業キャリア教育科目�年フレッシュマンセミナー�年フレッシュマンセミナー�年産業論�年産業論�年キャリアデザイン�年キャリアデザイン�年大学院進学大学院進学キャリア形成就職準備ガイダンスインターンシップ業界・企業研究セミナー個別キャリア相談 リベラルアーツ教育として、美術史と美学の授業を担当しています。美術史では西洋美術史を中心に古代ギリシャから順を追って��世紀までの美術を概観し、美学では芸術作品が歴史の中でどのように論じられてきたかを教えています。 美術の知識は、美術作品を見るときにだけ必要とされるものであると思われがちですが、必ずしもそうではありません。様々な場面に応用できるものだと考えてもらいたいです。 実は、「芸術」と「技術」の語源は密接に関係しています。古代ラテン語でアートを表す言葉は「アルス(ars)」ですが、その語源は古代ギリシャ語の「テクネ(techne)」から来ています。つまりアートとテクニックは元々同じことを表していて、何かを作る、加工する、手を加えるといった技術全般をテクネと呼んでいました。このように考えると、芸術に関する知識を得ることと、工業や技術に関する知識を得ることはそれ程遠いものではありません。 美術を知ることで多様なものに対する理解度が上がり、未知のものに対して想像力を働かせ、理解しようとする姿勢を育むことができます。学生には、美術の知識を通じて身に付けたスキルで「心で工学」を体現する技術者になることを期待しています。 本学のキャリア教育・支援事業は、工学教育総合センターのキャリアサポートオフィスと学生生活課が連携し、低学年次のキャリア教育から卒業時の進路支援まで、一貫した体制で取り組んでいます。正課授業内では体系化したキャリア教育を実施し、大学内及び卒業後のキャリア形成を学生自身が意識し、行動できる力を養います。キャリア支援では、学生一人ひとりの進路に合わせ、勉学・研究と進路選択活動(就職活動)を両立させながら必要な支援を必要な時に活用できる体制を構築しています。学生が自らの力を発揮できる場所を見つけ、歩みを進められるよう取り組んでいます。本学について本学について特集特集ガバナンス・環境取組の紹介取組の紹介学業・研究と就職活動準備が両立できる支援キャリア形成・就職準備ガイダンスのラインナップリアルタイム講座学期始めのキックオフガイダンス※録画配信実施オンデマンド講座就活準備・自学自習講座学業・研究と就職活動準備が両立できる支援キャリア形成・就職準備ガイダンスのラインナップリアルタイム講座学期始めのキックオフガイダンス※録画配信実施オンデマンド講座就活準備・自学自習講座※随時オンライン開催※随時オンライン開催ガバナンス・環境財務情報ミニ講座状況に合わせたフォロー講座松岡初幸さん 工学部物理工学科(学部�年)松岡初幸さん 工学部物理工学科(学部�年)企業研究セミナーを開催企業研究セミナーを開催NITech Voice『美術史』を受講した学生の声 美術作品に対する見方が大きく変わりました。美術作品が普通の家具として扱われていた時代があったように、時代によって作品の姿が異なることは印象に残りました。また、作品の背景を学んだことで鑑賞時にさらに奥深さを感じるようになり、今後訪ねてみたい美術館も増えました。もともと�Dプリンタを用いて創作することが好きでしたが、美術史を学んだことにより、さらにものづくりへの関心が高まりました。名古屋工業大学レポート����NITech Voice『美術史』を受講した学生の声 美術作品に対する見方が大きく変わりました。美術作品が普通の家具として扱われていた時代があったように、時代によって作品の姿が異なることは印象に残りました。また、作品の背景を学んだことで鑑賞時にさらに奥深さを感じるようになり、今後訪ねてみたい美術館も増えました。もともと�Dプリンタを用いて創作することが好きでしたが、美術史を学んだことにより、さらにものづくりへの関心が高まりました。基金・基金・財務情報WEBページ情報WEBページ情報ミニ講座状況に合わせたフォロー講座TOPIC �TOPIC �美術と工学の共通点美術の知識を通じて「心で工学」を形にする リベラルアーツ教育として、美術史と美学の授業を担当しています。美術史では西洋美術史を中心に古代ギリシャから順を追って��世紀までの美術を概観し、美学では芸術作品が歴史の中でどのように論じられてきたかを教えています。 美術の知識は、美術作品を見るときにだけ必要とされるものであると思われがちですが、必ずしもそうではありません。様々な場面に応用できるものだと考えてもらいたいです。 実は、「芸術」と「技術」の語源は密接に関係しています。古代ラテン語でアートを表す言葉は「アルス(ars)」ですが、その語源は古代ギリシャ語の「テクネ(techne)」から来ています。つまりアートとテクニックは元々同じことを表していて、何かを作る、加工する、手を加えるといった技術全般をテクネと呼んでいました。このように考えると、芸術に関する知識を得ることと、工業や技術に関する知識を得ることはそれ程遠いものではありません。 美術を知ることで多様なものに対する理解度が上がり、未知のものに対して想像力を働かせ、理解しようとする姿勢を育むことができます。学生には、美術の知識を通じて身に付けたスキルで「心で工学」を体現する技術者になることを期待しています。TOPIC �TOPIC � 本学のキャリア教育・支援事業は、工学教育総合センターのキャリアサポートオフィスと学生生活課が連携し、低学年次のキャリア教育から卒業時の進路支援まで、一貫した体制で取り組んでいます。正課授業内では体系化したキャリア教育を実施し、大学内及び卒業後のキャリア形成を学生自身が意識し、行動できる力を養います。キャリア支援では、学生一人ひとりの進路に合わせ、勉学・研究と進路選択活動(就職活動)を両立させながら必要な支援を必要な時に活用できる体制を構築しています。学生が自らの力を発揮できる場所を見つけ、歩みを進められるよう取り組んでいます。古川 萌基礎類 / 准教授古川 萌基礎類 / 准教授��名古屋工業大学レポート������在学時より卒業後のキャリア形成を意識した支援の提供美術と工学の共通点美術の知識を通じて「心で工学」を形にする在学時より卒業後のキャリア形成を意識した支援の提供

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