名古屋工業大学レポート2024
23/36

技術職員による共用設備の利用指導技術職員による共用設備の利用指導本学について本学について特集 私は韓国と日本の両政府から支援を受け、外国人留学生として名古屋工業大学に通っています。中学生の頃に起きた日本ブームがきっかけで日本のアニメや小GIL Maroさん説に魅了され、日本工学部情報工学科 / 株式会社SAZO CEOに留学することを志望するようになりました。私が在籍している情報工学科では、プログラミング言語や情報交換をはじめ、プロジェクトマネジメントやソフトウェア開発方法論を学ぶ機会があります。ビジネスに関心を持つ学生が集まる課外活動団体「NaSH」にも所属し、この活動の中で事業アイデアを具現化する方法を学び、起業をスタートしました。 現在は株式会社SAZOというベンチャー企業を立ち上げ、AI技術を駆使して海外から商品をスムーズに購入できるECサイトの開発運用に取り組んでいます。初めは学内募集で集まった�名の仲間と共に起業しましたが、現在は��名の従業員と共に頑張っています。 これまでにたくさんの困難に直面しましたが、大学からのサポートを受けて乗り越えてきました。最初に直面した問題は仕事をする場所の確保でした。創業当初はオフィスを借りる予算がなく、学内の特集ガバナンス・環境取組の紹介取組の紹介第��回キャンパスベンチャーグランプリ全国大会経済産業大臣賞 ビジネス大賞等多くの賞を受賞第��回キャンパスベンチャーグランプリ全国大会経済産業大臣賞 ビジネス大賞等多くの賞を受賞透過型電子顕微鏡ガバナンス・環境財務情報名古屋工業大学レポート����透過型電子顕微鏡WEB産学官金連携機構(設備共用)基金・基金・財務情報WEBページ情報WEBページ情報TOPIC �TOPIC �TOPIC �TOPIC � 本学では企業との共同研究等による先端研究が活発に行われて 本学では企業との共同研究等による先端研究が活発に行われており、日々研究設備が活用されています。このような状況を踏まえ、おり、日々研究設備が活用されています。このような状況を踏まえ、本学の研究設備を産学連携の中核の一つとして位置付け、研究者個本学の研究設備を産学連携の中核の一つとして位置付け、研究者個人では取得・管理が難しい大型の設備から中小規模の設備まで���人では取得・管理が難しい大型の設備から中小規模の設備まで���台近くの研究設備を台近くの研究設備を整備・運用し、学内外整備・運用し、学内外において広く共用しにおいて広く共用しています。ています。 近年は運営費交付 近年は運営費交付金のみならず、自助努金のみならず、自助努力による間接経費収力による間接経費収入や引当特定資産を入や引当特定資産を財源に、数千万円から財源に、数千万円から数億円規模の設備を数億円規模の設備を毎年導入し、老朽化毎年導入し、老朽化した主力装置の更新をした主力装置の更新を��名古屋工業大学レポート������大学で学んだ情報工学の知識を基に、大学発学生ベンチャーを起業大学で学んだ情報工学の知識を基に、大学発学生ベンチャーを起業AIを活用して、誰もが知り、利用する海外商品ECサイトを目指すAIを活用して、誰もが知り、利用する海外商品ECサイトを目指す 私は韓国と日本の図書館などの共用スペースを利用していましたが、��時までに閉館図書館などの共用スペースを利用していましたが、��時までに閉館両政府から支援を受してしまうため、朝まで続く開発作業に専念することが困難でした。してしまうため、朝まで続く開発作業に専念することが困難でした。け、外国人留学生とこのことを本学の産学官金連携機構に相談したところ、学内にオこのことを本学の産学官金連携機構に相談したところ、学内にオして名古屋工業大学フィスを確保してくださり、仲間と集まって開発に専念できる環境フィスを確保してくださり、仲間と集まって開発に専念できる環境に通っています。中が整ったことで、モチベーションの維持や効率の向上につながりまが整ったことで、モチベーションの維持や効率の向上につながりま学生の頃に起きた日した。産学官金連携機構の先生方は、学生からの相談に対して親身にした。産学官金連携機構の先生方は、学生からの相談に対して親身に本ブームがきっかけアドバイスや支援を行ってくださり、大変感謝しています。アドバイスや支援を行ってくださり、大変感謝しています。で日本のアニメや小 今後の目標は、SAZOの認知を広げ、誰もが利用するサービスへと 今後の目標は、SAZOの認知を広げ、誰もが利用するサービスへとGIL Maroさん説に魅了され、日本成長させることです。現在は日本と韓国の間でのみサービスを展開成長させることです。現在は日本と韓国の間でのみサービスを展開工学部情報工学科 / 株式会社SAZO CEOに留学することを志していますが、企業規模を拡大し、今後は対象国を増やしてグローしていますが、企業規模を拡大し、今後は対象国を増やしてグロー望するようになりました。私が在籍している情報工学科では、プログバル展開を目指しています。バル展開を目指しています。ラミング言語や情報交換をはじめ、プロジェクトマネジメントやソフトウェア開発方法論を学ぶ機会があります。ビジネスに関心を持つ学生が集まる課外活動団体「NaSH」にも所属し、この活動の中で事業アイデアを具現化する方法を学び、起業をスタートしました。 現在は株式会社SAZOというベンチャー企業を立ち上げ、AI技術を駆使して海外から商品をスムーズに購入できるECサイトの開発運用に取り組んでいます。初めは学内募集で集まった�名の仲間と共に起業しましたが、現在は��名の従業員と共に頑張っています。 これまでにたくさんの困難に直面しましたが、大学からのサポートを受けて乗り越えてきました。最初に直面した問題は仕事をする場所の確保でした。創業当初はオフィスを借りる予算がなく、学内の先端研究を支える研究設備を整備し、先端研究を支える研究設備を整備し、誰もがアクセスできる環境を整える誰もがアクセスできる環境を整える進めています。����年度進めています。����年度は高分解能の透過電子顕は高分解能の透過電子顕微鏡と複合ビーム加工観微鏡と複合ビーム加工観察装置が導入される予定察装置が導入される予定です。大型の共用設備のです。大型の共用設備の利用においては必ず技術利用においては必ず技術職員を配置しており、依職員を配置しており、依頼測定や利用指導を丁寧頼測定や利用指導を丁寧に行うことで研究を効率に行うことで研究を効率的に遂行できる体制を整的に遂行できる体制を整えています。えています。 現在はマテリアルDX 現在はマテリアルDXを推進しており、測定条件を含めを推進しており、測定条件を含めた測定結果のデータベース化とそた測定結果のデータベース化とそWEBの共用化によって、AI等を活用したの共用化によって、AI等を活用した産学官金連携機構(設備共用)研究の高度化を目指しています。研究の高度化を目指しています。

元のページ  ../index.html#23

このブックを見る