国立大学法人名古屋工業大学

文字サイズ
検索

News&Topics一覧

ホーム > News&Topics一覧 > イベント:12月9日に第4回化学公開セミナーを開催します【終了しました】

12月9日に第4回化学公開セミナーを開催します【終了しました】

カテゴリ:イベント|2011年11月14日掲載


名古屋工業大学発の教育類横断、領域横断的研究プロジェクトの創生を目的として、生命・物質工学教育類教員による第4回化学公開セミナーを開催します。水およびイオン液体を利用した有機合成、非ニュートン流体についてそれぞれ、有機化学分野の平下恒久准教授と、化学工学分野の岩田修一准教授が講演します。多数の皆様のご参加をお待ちしています。

詳細

日時:12月9日(金曜日)15時10分~(講演30分、質問10分)
場所:2号館0211(旧F1)講義室
参加費:無料
対象者:学内外の興味ある方すべて
申込:当日直接参加
連絡先:生命・物質工学教育類 山村 初雄 (電話 052-735-5246)
 

I)ちょっと違う水と油の話

講師: 平下 恒久 准教授  座長: 荒木 修喜 教授

ふつうの水や油とは違った水や油を利用する有機合成反応の話をいたします。「ちょっと違う水」とは高圧・高温の水(亜臨界水)のことで、この水の作用を利用したアルコールをアルキル源とする炭素-炭素結合生成反応の話を紹介いたします。「ちょっと違う油」の正体はイオン液体。この新しい媒体中における空気を用いたアルコールの選択的酸化反応について説明します。いずれの反応も従来に比べ廃棄物が少なくクリーンであり、グリーンケミストリーの話も交えて紹介します。

Ⅱ)非ニュートン流体の変わった振る舞いとその活用

講師: 岩田 修一 准教授  座長: 森 秀樹 教授

粘性と弾性を兼ね備える粘弾性流体は、高分子水溶液や溶融プラスチック樹脂など身の回りにいろいろと見られます。このような流体は、常識とは異なる様々な現象や流れを示すことが知られています。今回のセミナーでは、粘弾性流体が示す変わった振る舞いをいろいろと紹介し、その性質を活用した事例のいくつかを紹介します。


ページトップへ