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鈴木特許庁長官が来学、松井学長と意見交換

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カテゴリ:ニュース|2009年2月18日掲載


平成21年2月9日(月)、鈴木隆史 特許庁長官が来学され、松井信行 学長と意見交換を行いました。

今回の特許庁長官の来学は、基礎的な研究を行い、その成果を社会に還元するべく、特許制度を活用している大学を訪問している一環であり、本学へは、東京大学、京都大学及び名古屋大学に次ぐ訪問となりました。

始めに鈴木長官から「知的財産権を巡る我が国の現状と課題」と題し、「特許審査の迅速化と特許の質の向上」、「オープンイノベーションに対応した特許システム」についての説明がありました。 

続いて松井学長が、「名古屋工業大学における産学官連携と知的財産について」と題し、本学の特色であるプロジェクト研究所制度及び知的財産活用に関する体制について説明しました。

意見交換の場では、知的財産活用、人材育成及び共同研究契約等について幅広い活発な意見交換がなされ、予定していた時間を超えるほどでありました。その中で、特に鈴木長官は本学特有の知的財産に関する契約について興味を示されました。最後に、鈴木長官より「貴学の知的財産契約の取組は、大いに参考になりました。今後は他大学にも広めてほしい。」との発言があり、意見交換は終了しました。

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意見交換会の様子(左から2人目が鈴木長官、右から1人目が松井学長)