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名工大と物質・材料研究機構が連携協力協定を締結しました

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カテゴリ:ニュース|2008年11月 7日掲載


名古屋工業大学と物質・材料研究機構が連携協力協定を締結
~セラミックス研究教育の充実による人材育成の強化及び新材料開発による社会貢献に向けて~

 平成20年10月24日、名古屋工業大学(名工大) 松井信行学長と物質・材料研究機構(NIMS)岸輝雄理事長は、同機構東京会議室(東京都港区虎ノ門)において、「連携・協力の推進に関する基本協定」及び「連携大学院に関する協定」を締結した。これらの協定は、相互の研究能力と人材を活かし、連携・協力を促進することにより、国内外の学術及び科学技術の振興と有為な人材の育成に役立つことを目的としている。

 名工大とNIMSは、従来からセラミックス関連分野において、有害物質(鉛、カドミウムなど)を含まない環境低負荷型照明・表示材料の開発、セラミックス開発の基礎になる材料の超精密な構造決定などの共同研究を進めるとともに、セラミックス研究教育の世界拠点形成に向けた協力を行ってきた。

 本協定の締結により、材料科学で世界有数の実績を持つNIMSの研究者が協力し、セラミックス分野を中心にした連携大学院を実施することで、名工大の大学院教育の一層の充実を図るとともに、エネルギー・環境・バイオ関連材料研究での共同研究を一層活発化して、国内外の学術及び科学技術の発展に大きく貢献するものと期待される。

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締結後の両機関関係者 松井名工大学長(左から3人目)と岸NIMS理事長(左から5人目)