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ポリ塩化ビフェニル(PCB)入り高圧コンデンサーの紛失調査の結果について

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カテゴリ:ニュース|2010年12月10日掲載


国立大学法人名古屋工業大学  

ポリ塩化ビフェニル(PCB)入り高圧コンデンサーの紛失調査の結果について

 本学では、平成22年9月14日に公表いたしましたPCB入り高圧コンデンサー(以下「本件物品」)を誤って紛失したことについて、外部調査委員会を設置し、追跡調査を進めてまいりましたが、その行方を特定するに至りませんでした。
 本来、PCB廃棄物として厳重に管理し、適正に処理しなければならないものを誤って搬出してしまい、関係各位に改めまして深くお詫びいたします。
 本学としましては、引き続き、情報提供を求めるなど紛失いたしました本件物品の調査を進めることとし、本件物品が発見された場合は、名古屋市をはじめとする関係当局の指示を仰ぎながら、誠実かつ適切に対応いたします。
 今後、このような事態を二度と起こさないよう徹底した再発防止策に取り組んでまいります。
 調査結果等の概要につきまして、下記のとおりご報告いたします。
 

 記


1.紛失の概要

(1)物 品 名
 PCB入り高圧コンデンサー 10台

(2)紛 失 日
 平成22年2月23日

(3)紛失の経緯
 平成22年8月30日、本学職員が本件物品の点検調査を行っていたところ、紛失していることを発見した。直ちに保管している実験室の教員に確認したところ、同年2月23日、他の不用金属物品とともに業者に搬出を依頼した旨の事実が判明した。

 

2.追跡調査の結果の概要

(1)外部調査委員会の設置
 本学は、本件物品の追跡調査に客観性・透明性を確保する観点から、平成22年9月8日、外部の有識者からなる調査委員会を設置し、追跡調査を進めた。

(2)調査の結果
・外部調査委員会は搬出を請け負った業者等からの聞き取り等を進めた結果、本件物品は県内のリサイクル業者の事業所へ搬入されたことが推認された。
・同委員会はさらに、搬入先と推認される県内リサイクル業者から聞き取り調査等を行った。しかしながら、本件物品が一般の鉄屑(有価物)として搬入されていることや紛失後6カ月を経過していたことなどから、本件物品の搬入の確認を得ることはできず、処理状況を含めその行方を追跡することができなかった。

 

3.その他

 上記追跡調査の結果については名古屋市に報告を行っている。なお、本件紛失を踏まえ、本学の再発防止策を策定し、その計画書を名古屋市に提出したところである。
 また、あわせて、再発防止策をもとに、PCB廃棄物の厳正な保管・管理に万全を期すとともに事務局への廃棄処分の完全一元化、学内教職員への周知徹底等を図り、再発防止に取り組んでいるところである。

問い合わせ先
     総務企画チーム広報室   (電話052-735-5004)

本件物品についての情報がございましたら、情報提供窓口まで、連絡をお願いいたします。
本件物品についての詳細及び情報提供窓口(pdf)


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