平田晃正准教授のグループが幼児が熱中症になりやすい理由を解明
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カテゴリ:ニュース|2011年8月 9日掲載
名古屋工業大学の平田晃正准教授が金沢医科大学佐々木洋主任教授と共同で行った研究で、幼児が熱中症になりやすい理由が明らかになりました。
平田准教授らは、コンピュータを使ったシミュレーション解析で幼児は大人に比べて外気温の影響を受けやすいことを明らかにしました。また、幼児は体重当たりの体表面積が大きく、多くの熱を早く吸収することに加え、汗腺数は大人と変わらないため、大人より早く水分が失われてしまうことも突き止めました。
具体的には、日が差し込む気温45度の自動車内などでは、3歳児は13分で熱中症(脱水症状)になる可能性を指摘しました。この結果は、8月8日の中日新聞1面に掲載されるなど、新聞やテレビでも広く取り上げられ、研究を行った平田准教授は「幼児の熱中症に改めて注意を払うきっかけにしてほしい」と話しています。
暑熱環境下で太陽光を浴びた場合の総発汗量の時間変化
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