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情報工学専攻 岩崎教授らが平成22年度ファナックFAロボット財団論文賞を受賞

カテゴリ:ニュース|2011年03月10日掲載


情報工学専攻(電気電子工学科)の岩崎誠教授,本学のプロジェクト研究所である日立ビアメカニクスモーションシステム研究所の前田佳弘特任助教が,電気学会産業応用部門誌に発表した論文に対して,財団法人ファナックFAロボット財団の平成22年度論文賞を受賞しました。

受賞研究

転がり摩擦モデルに基づく位置決め整定時における遅い応答の発生要因の考察と補償

受賞内容

本研究の内容は,工作機械,プリント基板加工機,半導体・液晶製造装置など,様々なハイテク製品の製造装置に用いられている位置決め機構の精度劣化原因となる「転がり摩擦」に対して,その精度劣化の原因解明と精度向上手法を,理論的かつ実践的に明らかにしたものです。この一連の研究成果は,受賞者が推進する産学連携共同研究により,世界のトップシェアーを誇る複数の機械に採用されて世界各地の工場で稼働中です。

なお,本論文は先に平成22年電気学会産業応用部門論文賞も受賞しており(NEWS & TOPICS一覧:2010年9月16日付参照),今回の受賞で,本研究の学問的価値のみならず,産業界からもその実用レベルの高さが評価されたことになります。

表彰状とメダル表彰状とメダル

関連リンク

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