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名古屋市立大学と共同大学院を設置します

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カテゴリ:ニュース|2012年5月15日掲載


名古屋工業大学は、名古屋市立大学薬学研究科と共同で、工学分野と薬学分野の融合による教育研究を行う、共同大学院を設置します。(平成25年4月1日設置予定)

専攻名称

「共同ナノメディシン科学専攻」(仮称)

課程

博士後期課程

学位の種類

「博士(薬工学)」

 

共同ナノメディシン科学専攻とは

 薬学分野では、先進的創薬・薬物送達・薬物動態研究が、また工学分野では、先端精密合成化学・ナノバイオ工学・生体機能工学が、これまで独自に高度な発展を遂げてきましたが、これらの間の相互活用が充分なされないまま進展してきました。より高度で総合的な治療・健康・QOLを支援する薬工融合教育を実施するために、薬工融合教育研究システムを構築し、真に薬工を共に修得した高度な双頭俯瞰型医薬支援技術者・研究者を育成します。

 

目的

最先端医療や最新創薬に関する教育・研究と高度なナノバイオ工学に関する教育・研究との実質的連携融合により、真に薬工両方に精通した高度な技術者・研究者の育成を目指し、総合的教育研究を遂行する共同教育研究システム構築を目的とします。

事業概要

中京地区で最新創薬研究と最先端医療技術においてNo.1の名古屋市立大学薬学研究科と世界のものづくりの拠点として発展し、21世紀COEプログラムで培ってきた名古屋工業大学の最先端合成力とナノバイオ工学が、緊密かつ強固に融合・協力し、両者のもてる技術・研究力を融合することにより、高度な双頭俯瞰型技術者・研究者を養成するシステムを構築します。また、それにより新しい学問分野ナノメディシン科学を創成します。

 

21世紀COEプログラムとは、「大学の構造改革の方針」(平成13年6月)に基づき、平成14年度から文部科学省の事業(研究拠点形成費等補助金)として措置されたものです。世界最高水準の研究教育拠点を形成し、研究水準の向上と世界をリードする創造的な人材育成を図るため、重点的な支援を行うことを通じて、国際競争力のある個性輝く大学づくりを推進することを目的としています。
※COE(center of excellence):卓越した研究拠点