本学技術グループが石巻市小学校にて「出前おもしろ実験室」を実施しました
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カテゴリ:ニュース|2012年5月17日掲載
名古屋工業大学技術グループは、鳥取大学、岡山大学、大分大学、東北大学と共同で、被災地における理科支援事業として全国大学技術組織連携による「出前おもしろ実験室」プロジェクトを実施しました。
このプロジェクトは国立大学協会の震災復興・日本再生支援事業として、東日本大震災によって現在でも仮設住宅での生活を余儀なくされている石巻市の小学校を訪問し、子どもたちに対して身近な実験を通じて、科学に少しでも興味や関心を持ってもらうことを目的とするものです。実験テーマは全部で13テーマを用意し、本学技術グループでは「マイナス196℃の世界」「炎色反応」「新しいエネルギー」の3テーマを担当しました。基幹校である鳥取大学が事前に訪問先の小学校に対して実験の形式や内容などの打合せを行い、各小学校の要望に沿ってブース形式や巡回形式による実験を行いました。手品のような不思議さを持った実験や大きな音やカラフルな色の実験に子どもたちは興味津々で取り組み、予定された時間があっという間に過ぎていきました。また、当日の実験の様子はネットでライブ中継され、各大学に配信されました。
今後も名古屋工業大学は、このような特徴のある震災復興支援事業を進めていく予定です。
実施日:5月10日(木)、11日(金)
会場:宮城県石巻市立 開北小学校 湊小学校 中里小学校
参加大学:鳥取大学 岡山大学 大分大学 東北大学 名古屋工業大学
実験の様子1
実験の様子2
「出前おもしろ実験室」とは
小・中学校に実験器具や材料を全て持ち込み、 生徒児童が見るだけでなく全員が体験できる体験型科学教室です。この事業を通して、少しでも多くの現地の子どもたちに科学の楽しさを伝え、 理科の学びの機会を与えられることを目的としているものです。
参考:全国大学技術組織連携による「出前おもしろ実験室」プロジェクト
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