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環境材料工学科3年の平松孝章さんが文科省「第2回サイエンス・インカレ」にて科学技術振興機構長賞を受賞しました

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カテゴリ:ニュース|2013年3月 7日掲載


環境材料工学科3年生(TIDAプログラム学生 [環境材料工学科セラミックス系プログラム] )の平松孝章さんが文部科学省主催の「第2回サイエンス・インカレ」にて、科学技術振興機構長賞を受賞しました。
全国の大学生、高専生の234件の応募中から文部科学大臣表彰(1組)の次賞である独立行政法人科学技術振興機構理事長賞(5組)に平松さんが選ばれました。

選考は、平成24年3月2日に幕張メッセ国際会議場を舞台に競われ、全応募の中から厳しい書類審査を経た149件(その内訳は口頭発表48件、ポスター発表101件)の中から、口頭発表を行った研究発表者のうち、優秀賞を得た8件が選ばれ、再び、翌日3月3日に行われた舞台にて、1,000人の大聴衆を前に、最終決戦を臨みました。その舞台で平松さんは、見事に「科学技術振興機構長賞」を獲得しました。
平松さんは、昨年から、岩本雄二教授の指導の下、この研究を自主的に進め、今回の成果を得ることができました。

サイエンス・インカレとは

 サイエンス・インカレは、「学生による自主研究の祭典」と名付けられ、自然科学分野を学ぶ全国の学生が自主研究の成果を発表し競い合う場として文部科学省が開催しているものです。

受賞概要

発表題目 「アミノ基修飾シリカの合成とその吸着水を介した二酸化炭素吸脱着挙動の評価」
内容  

地球温暖化に歯止めをかけるべく、火力発電所などの排ガスから二酸化炭素(CO2)を分離する技術が注目を集めている。本研究では、親水性を付与したアモルファスシリカ表面にアミノ基を担持させた無機・有機ハイブリッド材料が有するCO2の吸脱着特性に着目し、有機金属ポリマーを利用した新規な合成ルートにより、アミノ基を効率良く多孔質アモルファスシリカに担持させたハイブリッド材料の合成に成功した。これにより、CO2の吸脱着特性に及ぼす材料の重要因子に関する知見を得るとともに、本研究によるハイブリッド材料のCO2分離膜としての応用を目指した今後の研究指針を提案した。

当日の様子

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大聴衆を前に、平松さんが発表している様子

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「サイエンス・インカレ」に参加した名工大の仲間たちとともに

受賞した平松さん  

 


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