河邊伸二教授、巨大地震から76歳恐竜を守る!
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カテゴリ:ニュース|2014年10月16日掲載
建築・デザイン工学科河邊伸二教授は名古屋市の「認定地域建造資産」となっている東山動植物園コンクリート製恐竜の保全・活用に向け、10月6日(月)2回目の大規模実地調査として地盤堀削をしました。
河邊伸二教授は、コンクリート技術支援機構、日本コンクリート工学会中部支部、中部セメントコンクリート研究会と共同で2013年より東山動植物園恐竜の保全活動に協力しています。文化的、歴史的価値も高いコンクリート製恐竜を最近の工学技術と調査で保存します。
【調査の目的】
恐竜像が巨大地震に耐えうる耐震補強をするために、当恐竜の構造モデルの耐震解析をシミュレーションにて行います。そのシミュレーションプログラム(名大中村光研究室)のためのデータとして、最も重要である基礎部分の調査を行いました。
【調査方法】
恐竜の建っている地盤を1~2mほど堀削し、基礎の状態を調べます。
【恐竜の耐震解析】
さまざまなデータより恐竜の耐震解析を進めます。通常の構造物と違い、恐竜という複雑な形体をしている構造物のシミュレーションは非常に複雑で難易度が高く、例がありません。
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