半田市役所にメイちゃんが登場
カテゴリ:ニュース|2015年02月17日掲載
2月17日メイちゃんが半田市役所に登場しました。 このシステムは、音声合成、音声認識システム等の最新のICTを利用し、双方向で音声案内できるデジタルサイネージシステムです。 次世代電子自治体への応用を目指し、名古屋工業大学はシステム開発を、愛知県立大学はコンテンツの作成を、半田市はシステム評価を担当します。 今後すべての自治体への設置を目指し、さらに開発を進めます。
※平成27年度末まで実験を実施し、電子自治体に必要な機能や利活用の可能性について検証を進める予定です。
<システムの概要>
①双方向音声案内デジタルサイネージシステム"メイちゃん"
名古屋工業大学徳田恵一教授らのグループにより開発が進められている、双方向音声案内デジタルサイネージシステム。ユーザがスマートフォンやWebブラウザなどを用いて、簡単に音声対話の内容を追加できる仕組みも備えている。情報を伝達するだけの一方向のデジタルサイネージではなく、情報を見た人の音声を認識し、対応する情報を提示する双方向音声案内システムである。 現在このシステムは、名古屋工業大学、半田市観光協会に設置されている。
②電子自治体
情報通信技術を活用し、様々な自動化システムや情報提供システムなどを通じて、省力化を進めるとともに、地域を元気にする便利な行政サービスを提供したり、効率的で災害に強い自治体を実現するため様々な情報システムが活用されるようになっている。
③研究プロジェクト
本実証実験は独立行政法人科学技術振興機構の戦略的創造研究推進事業で行っているプロジェクト(略称CREST)における「コンテンツ生成の循環系を軸とした次世代音声技術基盤の確立(代表:徳田恵一教授)」による支援により行われています。 なお、プロジェクトは下記の3グループによって実施されています。 名古屋工業大学 国際音声技術研究所(徳田恵一教授グループ) 名古屋工業大学 情報基盤センター(山本大介准教授グループ) エジンバラ大学 音声技術研究センター(スティーブ レナルズ教授グループ)