酵素活性を保持する有機無機ハイブリッド繊維の開発
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カテゴリ:ニュース|2015年3月 3日掲載
物質工学専攻の水野稔久准教授と未来材料創成工学専攻の小幡亜希子助教らの共同研究成果である「酵素活性を保持する有機無機ハイブリッド繊維」が、2015年2月25日付の日経産業新聞に取り上げられました。本研究では、有機無機ハイブリッド材料を用いることで、従来にはないメカニズムによって酵素を担持した繊維を作製しており、この担持された酵素は活性を維持しているのはもちろんのこと、ハイブリッド構造によって他物質による変性や失活が抑制されるため、酵素を担持可能な新規材料として期待されています。これは、ハイブリッド構造に由来する1 nm以下の空孔の存在が関係すると考えられています。将来的には、血液検査キットやカーテンなどの身近な材料としての応用が期待できます。
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