無動力歩行支援機ACSIVE　岡山市、川崎市にて助成事業に採択

　ACSIVEは岡山県岡山市および神奈川県川崎市にて、助成事業に採択されました。ACSIVEは、モーターもバッテリーも使用しない無動力、軽量な歩行支援機で、名古屋工業大学 教授 佐野明人と株式会社今仙技術研究所との共同研究から開発されました。歩行の支援だけでなくリハビリへの活用も期待され、注目されています。

岡山市　最先端福祉機器貸与モデル事業

　介護保険と同じ１割負担（本人負担￥1,000＋消費税）でACSIVEをレンタルすることができます。　※通常はロボット技術等を活用した介護機器は介護保険の給付対象とはなっていません。

　岡山市は実際の貸与を通じて効果を検証し、その有効性等を国へ示していきます。

事業の概要

川崎市　かわさき基準　認証

　かわさき基準認証は、住み慣れたまちで誰もが自立して楽しく安心に暮らせることを目指した、川崎市独自の福祉製品の認証事業です。川崎市内の施設がACSIVEを導入する際に半額助成される他、川崎市内の施設にて商品の展示PRなどが実施されます。

　審査結果の理由として、「リハビリ機器としての利用価値があり、無動力・軽量という手軽さから、積極的な歩行訓練の促進効果が期待される点」が高く評価されました。

半額助成の概要