国立大学法人名古屋工業大学

文字サイズ
検索

産学官連携・研究

ホーム > 産学官連携・研究 > 名工大研究活動ニュース一覧 > 本学で船瀬新王助教にマツダ財団から研究助成の贈呈式が行われました。

本学で船瀬新王助教にマツダ財団から研究助成の贈呈式が行われました。

2014年11月13日掲載


公益財団法人マツダ財団の第30回(2014年度)マツダ研究助成に、船瀬新王助教の研究課題「随意性眼球運動と不随意性眼球運動の比較による眼球運動の意図に関する生体信号解析」が採択され、10月20日(月)、本学の応接室にて魚谷滋己常務理事・事務局長から船瀬助教に対して研究助成の贈呈式が行われました。

261021zotei.JPG

研究内容

研究課題「随意性眼球運動と不随意性眼球運動の比較による眼球運動の意図に関する生体信号解析」

目を動かす前に生じる脳波をこれまで研究し、目の動きを脳波から予測する研究を行ってきています。実際に目を動かす際には、視野内に新しい物体が入ってきたときに自動的にその物体を半自動的に追尾してしまう眼球運動(不随意性眼球運動)とすでに視野内に入っている物体に対して自分の意志で行う眼球運動(随意性眼球運動)が存在します。本研究では、この2つの眼球運動を脳波から分別することを目指します。この研究の成果は、自動車の脇見運転を警告するようなシステムへ応用できるものと期待できます。

マツダ研究助成とは

天然資源に恵まれない我が国においては、科学技術の育成・振興が重要な課題であります。このために、本財団は、主として科学技術に関する学術研究に対して助成し、振興をはかることにより、調和のとれた科学技術の向上をめざし、文化への貢献ならびに広く社会の発展に寄与することを目的としています。

公益財団法人マツダ財団


この情報は研究支援課が提供しています。

ページトップへ