国立大学法人名古屋工業大学

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就職・キャリア・学生生活

Eさん:専門分野に興味がもてず、不登校になった

相談室を利用したきっかけ
専門分野の勉強には全く興味が持てず、大学生活全般にも特に楽しみを見出すことができなかったため、僕にとって大学へ通うことは苦痛でした。「なんとかして卒業だけはしなくては」という思いはあるものの段々と大学へ行く回数が減り、やがて相談室からメールが届くようになりました。それでも「自分のやる気の問題だから相談すべきことはない」と感じていたため無視していましたが、ある時、見かねた父が相談室へ駆け込んだことをきっかけに、自分の状況のまずさに気付いて一度相談してみることを決めました。
卒業後、どう働くかを考え直す
学生なんでも相談室は僕の想像とは異なり、話を聞いたうえで具体的な解決策を提示してくださいました。僕の卒業後の働き方を考え直すという提案です。ただ話に共感するだけでなく、具体的な話が持ち上がったことは意外で、同時になんとかなるかもしれないと希望を持つことができたことをよく覚えています。僕は大学進学のとき、深く考えずに学科を選びました。学科を選ぶことは働き方を選ぶことだと気づき、これからのことを考え直しました。ここまで思い切った決断は自分一人では思い至らなかったことと思います。
編入学試験を受けることを決意
目標を定めてからは急いで編入学試験の勉強にとりかかりました。今までとはモチベーションがまるで違ったため勉強には身が入りました。勉強をするほどその職業に就きたいとう思いが強くなって行きました。そして努力の甲斐あって編入学試験に合格することができました。
合格してからは、編入学に必要な単位を集めるために、たくさんの講義を履修することになりました。とても辛かったですが、相談室を利用し始めた当初から通っていたカウンセラーズカフェの皆さんと共になんとか乗り越えました。そこは、僕と同じように大学生活に行き詰った学生を始め、何らかの理由で相談室を利用している学生が集まって、みんなで昼食をとる場所です。同じような悩みを持つ人同士で話ができ、自分の苦手な分野が得意な人もいるのでわからないところを教えてもらうことができます。話をしやすい雰囲気ですが、無理に話そうとする必要もないような誰でも入りやすい居心地の良い場所です。
後輩へのメッセージ
無事、希望の分野へ編入学した現在は、充実した大学生活を送っています。やはり、一緒に授業を受けたり、話をしたりする友人がいると勉強面で助かるのはもちろん、大学生活が楽しくなると改めて感じます。そのような知り合いができるという意味でも相談室を利用する意義は大きいです。僕は相談室を利用して本当に良かったと思っています。お世話になった皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。一人で悩むよりまず一度、相談室へ足を運ぶことをお勧めします。

利用した支援

  • カウンセリング
  • カウンセラーズカフェ
  • RoomC

この情報は学生生活課が提供しています。

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