平成23年8月~平成24年6月オーストラリア シドニー工科大学
性別 | 男性 |
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所属学部/専攻 | 工学部生命物質工学科 |
留学年度 | 平成23年 |
卒業・卒業予定 | 平成24年 |
留学先大学(国) | シドニー工科大学(オーストラリア) |
留学期間 | 平成23年8月~平成24年6月 |
留学時の学年 | 学部4年生 |
就職内定業種 | 大学院進学 |
留年の有無と期間 | 留年(1年) |
留学写真
留学報告
留学計画と準備について
- 留学を考え始めた時期
- 留学を真剣に考えたのは留学の9ヶ月ほど前です。しかし一年生の頃からE.S.S.部に入っていたので、留学生と交流する機会に恵まれていました。今となれば、それが留学を考えるきっかけであったと思います。
- 留学を決心する決め手
- 人生一度しかないと考えたからです。
- 卒業単位(必修の実験等も含む)や卒業時期などで、留学計画に与えた困難
- 必修単位などの問題で、一年留年したことは残念でした。また、TOEFLの勉強をしたことがなかったので、かなり真剣に対策したことを覚えています。
- 留学前の語学対策の時期
- 一年生から約半年間TOEICの勉強。それから約一年間英会話教室に通いました。また、留学半年前より、TOEFL対策を独学で始めました。
- どのような対策をとりましたか?
- 留学に必要な資格であるTOEFLに限って言えば、公式問題集の分析、TOEFL頻出の英単語の学習、Writing, Speakingの参考書での独学を主におこなっていました
- 留学の学内選考に必要なTOEFLスコアを取得するまでの過程を教えてください。(何度受験したか、どのくらい時間を要したかなど)
- TOEFLは留学前に一度と留学後に英語準備コースから学部コースにうつるために一度、それぞれ受験しました。TOEFLは日本人にとってかなり難しい試験といえるので、半年以上の時間を対策に回しました。
- 学内選考合格後に、志望先大学へ提出するTOEFL-iBTスコアを取得するまでの過程を教えてください。(例えば対策講座受講などもあれば)
- 前述ですが、公式問題集の分析、TOEFL頻出の英単語の学習、Writing, Speakingの参考書での独学を主におこなっていました。あと英会話教室も効果がありました。私は伏見にあるPower Englishという個人経営の英会話に通っていましたが、良かったと思います。TOEFL専門の塾には通いませんでした。ちなみに英単語、Writing, Speakingのそれぞれの参考書は名古屋工業大学の図書館にあります。おすすめです。
留学生活について
- 留学中、どのような事に苦労しましたか?
- 最初は会話もままならなかったので、友人作りに苦労しました。また、講義についていくのも大変でした。
- 留学によって得た最も大きなものは何ですか?
- たくさんの人が色々な人生を送っていると知ったことです。
留学と就職活動、将来について
- どのような留学+就職活動スケジュールでしたか?
- 就職活動はおこなっていません。
- 留学先で就職活動が可能でしたか?可能だった場合は、どのような就職活動をしましたか?
- 就職活動はおこないませんでしたが、就職活動は現地でも可能であったと思います。マイナビの企業説明会、一次面接がシドニー工科大学でも開催されていました。
帰国後の就職活動について
- 卒業が同級生より遅れても、留学した価値はあると思いますか?
- あったと思います。
- どのような点で特に価値があると思いますか?
- 留学は自己の能力と社会への視野を強化します。この一年間で私は自己管理能力、目標達成能力、自発的に行動する能力、視野を広げて将来を考える能力が飛躍的に伸びました。これは一年間の留年のデメリットを考えてもおつりがくるものであると、私は思います。
留学先大学について
- 授業(カリキュラム等)の概要について
- 前期:学部準備コース
後期:学部(Engineering)
- 留学先大学のサポート体制について(語学面/勉学面/精神面/住居・生活面など)
- 語学面:シドニー工科大学が正式な講義とは別に、留学生のために英会話教室などを開講していましたので、サポートは良かったと思います。
勉強面:特になし。
精神面:になし。
住居:学生寮が充実しており、交流の場として重宝しましたが、家賃が高かったです。
- 留学先大学に対する感想
- 良かったと思います。知名度があるので、優秀な学生がたくさんいたように思います。また、さかんに生徒どおし交流がおこなえるよう、大学で毎週イベントが企画されていましたので、おもしろかったです。
- 同じ大学への留学を希望する人たちへのアドバイス
- TOEFLの勉強に集中することをおすすめします。
事前手続き(ビザ申請など)について
- ビザの種類
- 学生ビザ
- ビザ申請先
- すみません。忘れました。
- 必要書類、手続き方法
- オーストラリア大使館のHPの指示通りにおこないました。
- 手続きに要した時間
- 三ヶ月以上半年未満であったと記憶しています。
- その他必要な事前手続き
- 今思いつく範囲では、学生寮の申請と保険の検討です。
住居、生活環境、日常生活について
- 住居の種類
- 寮
- 家賃(月額、円換算で)
- すべてこみで月7万円以上8万円以下
- どのようにして見つけたか?
- シドニー工科大学のHP
- 次期留学生に推薦できるかどうか、及びその理由
- 推薦します。学生寮だと友人がかなり作りやすいです。しかし学生寮は全部で4つあり、それぞれ環境がちがいます。ぼくのいたgumalはあまりよくありませんでした。少々高くても問題ない方は是非一番新しい寮をおすすめします。イベントの多さ、設備の充実度、学生の数が圧倒的に違うので、良い留学生活が送れるかと思います。
- 留学生活を送るうえで、次期留学生に伝えたい地域情報、生活情報
- 特になし
- 日常生活の概要、感想
- 日常の風景が日本とは全然違いますので、全てが新鮮に感じられます。
- 生活費(月額)及びおおよその内訳(円換算で)
- 月10万円以下
- 日本から持参したほうがよいもの(PCや変圧器等の要不要も)
- 個人的には日本製のノートです。それ以外のものは現地でも調達できましたが、コクヨのノートだけが恋しかったです。
- これから留学する人への、日常生活に関するアドバイス(治安対策を含め)
- 特になし。
- お金の管理や受取について、あなたの留学先国で最も適当な方法を教えてください。(銀行口座開設や海外送金、またはクレジットカード持参など)
- 私は現地で口座を作り、日本から入金してもらっていましたが、海外でも使えるキャッシュカードをつかっている日本人留学生もいました。換金レートなどを考えると、後者のほうが良いかもしれません。
健康・医療関係について
- 健康管理あるいは衛生面について注意すべきことは何でしょうか?
- 精神が疲れすぎないように気をつけることが大事ではないかと思います。留学は楽しいですが、それと同時にとても苦しいものです。常に挑戦心を持ち続けて毎日を生きなければならないため、精神的にものすごく疲れます。
- 留学中に病院へ通った経験の有無、医療費などについて教えてください。
- なし
最後に
- 留学してよかったと思いますか?
- よかったと思います。
- 留学したことで何がどのように変わったと思いますか?
- 前述ですが、留学は自己の能力と社会への視野を強化します。この一年間で私は自己管理能力、目標達成能力、自発的に行動する能力、視野を広げて将来を考える能力が飛躍的に伸びました。
- 留学を終えての感想を教えてください。
- また行きたいです。
- 現在、留学を考えている学生へのメッセージをお願いします。
- 私はシドニー工科大学へいって、挑戦するおもしろさを学ぶ事ができました。私は今まで甘く生きてきたので、本気で何かに挑戦したことがありませんでした。そんな私が留学先、頼りない英語とともに一年間一人でいきなければならないことは、私を本気にさせてくれました。人生一度しかありません。そんなはかない人生を目一杯に楽しむには、思い切って色々なことに挑戦することが大切ではないか。私はそう考えます。一つの池しか知らない鯉をかわいそうと思うのならば、あなたも日本という池から飛び出しましょう。大変ですが、きっと一生色あせない経験になると思います。
この情報は国際交流課が提供しています。