2月6日(水)に「沿岸域の防災・減災に関するシンポジウム」を開催します【終了しました】
カテゴリ:イベント|2013年01月16日掲載
「ねばり強い沿岸域を目指して、沿岸域の設計・技術の課題と考えるべきこと」
東海地区は日本の産業、経済、交通の要所であるとともに、都市機能は濃尾平野を始めとする低平地に集中しています。このような状況は国内外において多く見受けられ、東日本大震災においても沿岸部は地震・津波の甚大な被害を受けました。
そこで、高度防災工学センターでは、来襲が懸念される巨大連動地震に対して、ねばり強い沿岸地域をつくるためのインフラのあり方、技術や設計について、ホリスティックに考えるためのヒントを得ることを目的としたシンポジウムを開催します。
第一線で活躍する専門家に、港湾、空港、沿岸域のインフラ、鉄道に関する防災・減災に関して講演頂き、津波外力、液状化-津波の複合災害への最近の取り組み、沿岸構造物および線構造物としての鉄道の被害の実態、そして経験をどのように活かしていくのかについて話を進め、沿岸部のインフラの課題を整理し、ねばり強く沿岸域の整備方法について討議したいと思います。
名古屋工業大学では、様々な視点から沿岸域の防災・減災研究に携わって参りました。平成23年度には、高度防災工学センターを設置し、独立行政法人港湾技術研究所との包括協定も締結しています。
今後も、より一層の地域貢献のために尽力していきます。
日時 | 平成25年2月6日(水) 13:10-17:20 |
---|---|
場所 | 名古屋工業大学51号館 5111教室 (地図) |
定員 | 150名 |
参加費 | 無料 |
主催 | 名古屋工業大学 高度防災工学センター |
共催 | 独立行政法人 港湾空港技術研究所 |
プログラム
13:10~13:15 |
開会挨拶 |
---|---|
13:15~13:20 |
主旨説明 |
13:20~14:00 |
1. 「想定外から2年,津波外力の考え方の変遷から今後の課題」 港湾空港技術研究所 海洋研究領域長 下迫健一郎 (名古屋工業大学高度防災工学センター 客員教授) |
14:00~14:40 |
2. 「液状化-津波の複合災害への最先端の取り組みと設計の考え方」 港湾空港技術研究所 特別研究官 (地震防災研究担当) 兼アジア・太平洋沿岸防災研究センター副センター長 菅野高弘 (名古屋工業大学高度防災工学センター 客員教授) |
14:40~14:50 | 休憩 |
14:50~15:30 |
3. 「沿岸域インフラにおける津波被害: 洗掘の実態と対策」 鹿島建設株式会社 技術研究所 主席研究員 池谷毅 |
15:30~16:10 |
4. 「鉄道構造物の地震・津波被害」 鉄道総合技術研究所 構造物技術研究部 主任研究員 小島謙一 |
16:10~16:20 | 休憩 |
16:20~17:00 |
5. 「想定力をつけるための過去の経験の活かし方」 名古屋工業大学 高度防災工学センター 准教授 北野利一 |
17:00~17:15 | 全体討議 |
17:15~17:20 |
閉会挨拶 名古屋工業大学 高度防災工学センター長 教授 張鋒 |
シンポジウム申込み方法
申し込みはメールにてお願いします。
お申込みの際には、氏名、所属、連絡先(E-mailを含む)をご記入の上、お申し込みください。
※申し込み締め切り:平成25年2月4日(月)
問い合わせ・申し込み先 |
名古屋工業大学 高度防災工学センター事務局 |
---|