国立大学法人名古屋工業大学、国立大学法人名古屋大学は、ホシザキ電機株式会社会長兼社長であり、坂本ドネイション・ファウンデイション株式会社社長の坂本精志氏、同株式会社取締役の坂本春代氏からの寄附により、給付型奨学金「ホシザキ奨学金」をそれぞれ設立しました。本奨学金は、坂本両氏の保有する株式を寄附として受入れ、その配当金を原資に奨学金を運用する日本初の取り組みです。
　「強い意欲と高い能力を有するにもかかわらず、経済的理由により修学が困難な学生を支援したい」という坂本両氏のご意向に基づき、経済的に困窮した学生を対象に、修学に必要な資金を返還不要の奨学金として給付することを予定しています。また、この奨学金は将来ものづくりに関係する職業に携わることを希望する学生への給付を予定していますが、給付者の卒業・修了後の進路について、具体的な制約等を設けるものではありません。

6月24日（金）、「ホシザキ奨学金」設立へ尽力された坂本両氏へ、両大学による感謝状贈呈式及び記者会見が名古屋大学豊田講堂にて行われました。


鵜飼学長より、坂本両氏へ感謝状が手渡されました

鵜飼学長より、坂本両氏へ記念品も贈呈されました

左から、鵜飼学長、坂本春代氏、坂本精志氏、井門副学長、小椋理事

記者会見の様子