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田中由浩助教が、マツダ財団の研究助成に採択され、贈呈式が行われました。

2012年11月02日掲載


公益法人マツダ財団の第28回(2012年度)マツダ研究助成の募集に対し、採択された24件の研究課題のうち、機能工学専攻の田中由浩助教が応募した研究課題「受動操作に着目したステアリング操作における上肢運動制御則の解明と操作感設計論の確立」が見事採択され、130万円の研究助成を受けることになりました。

研究内容

  「受動操作に着目したステアリング操作における上肢運動制御則の解明と操作感設計論の確立」

ステアリングの操作は重力効果が逆になる左右の腕で、ステアリングホイールを回すという一つの動作目標を達成しており、かつその際ある操作感が想起されます。触感覚は本来、人が受容した機械刺激に基づくものであり、狙った操作感を生成するには、人を含めた操作系を分析することが重要です。本研究では、自身の研究グループがこれまでに開発した左右独立構造のステアリングを用いて、重力、両手操作に着目し、上肢運動制御則および操作感の知覚メカニズムを明らかにし、ステアリング操作感の設計論を確立します。

 

10月30日(火)、名古屋工業大学の田中由浩助教のお部屋にて贈呈式が行われ、研究支援課長の同席のもと、マツダ財団魚谷滋己常務理事・事務局長から田中由浩助教に対して研究助成の贈呈書が手渡されました。

 

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マツダ研究助成とは

天然資源に恵まれない我が国においては、科学技術の育成・振興が重要な課題であります。このために、本財団は、主として科学技術に関する学術研究に対して助成し、振興をはかることにより、調和のとれた科学技術の向上をめざし、文化への貢献ならびに広く社会の発展に寄与することを目的としています。

 

関係リンク

田中由浩研究室ホームページ

公益財団法人マツダ財団


この情報は研究支援課が提供しています。

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