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安全・快適に人と協働できる低出力80W駆動の省エネロボットが第4回ロボット大賞を受賞

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カテゴリ:ニュース|2010年11月26日掲載


名古屋工業大学情報工学専攻 藤本英雄教授及び武居直行准教授(現 首都大学東京)とトヨタ自動車株式会社の共同研究成果であるロボットが、第4回 ロボット大賞(経済産業大臣賞)に選ばれ、11月26日(金)に表彰式が行われました。

大賞に選ばれたこのロボットは「安全・快適に人と協働できる低出力80W駆動の省エネロボット」で、自動車の組立工場においてスペアタイヤを自動車のトランクに搭載するロボットです。低出力のモータを用いることにより、人と協働して安全に作業が可能です。既にトヨタ自動車の組立工場にて実用化されています。

産業用ロボットは通常、モータの出力が高く、安全のため人と隔離して動かすことが必要ですが、このロボットは低出力のモータとばねのしくみを利用することで、人との協働作業を実現しました。工場におけるロボット活用の新たな可能性を示したことが、「第4回 ロボット大賞」にふさわしいと高く評価されました。

このロボットは26日(金)から28日(日)までの3日間、日本科学未来館に展示されます。

関連リンク

第4回ロボット大賞ホームページ


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