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神取教授のグループ、霊長類が赤と緑を見分ける仕組みを解明

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カテゴリ:ニュース|2015年3月25日掲載


未来材料創成工学専攻ナノ・ライフ変換科学分野の神取秀樹教授(オプトバイオテクノロジー研究センター長)、片山耕大博士(現ケースウエスタンリザーブ大学博士研究員)らが、霊長類が赤色と緑色を見分ける光センサータンパク質のメカニズムを明らかにしました。神戸薬科大学、京都大学霊長類研究所との共同研究の成果です。2010年に実現した世界初となる構造解析から5年かけての達成です。私たちヒトは、光を吸収する分子の構造歪みや電荷の相互作用ではなく、第三の弱い極性相互作用だけを使って赤と緑を見分けることが明らかとなりました。
この研究の成果は、米国の化学誌 J. Phys. Chem. Lett. の電子版に3月20日に掲載されました。
今回の成果について、詳細は以下のPDFファイルをご覧ください。
details1.pdf