最新の全天候型双方向音声案内デジタルサイネージ「メイ&タクミ」を公開ー多言語・手話・緊急地震速報にも対応ー
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カテゴリ:ニュース|2018年6月 7日掲載
国立大学法人名古屋工業大学は、同大学の研究グループ(徳田恵一教授(代表)、李晃伸教授、酒向慎司准教授、山本大介准教授、大浦圭一郎特任准教授、橋本佳特任准教授)が中心となって開発してきた、新型の全天候型双方向音声案内デジタルサイネージを名古屋工業大学正門前に設置し、平成30年6月5日(火)より運用を開始しました。
このデジタルサイネージは、名古屋工業大学国際音声言語技術研究所、同大学情報基盤センターなどの技術を結集し実現した、最新の全天候型、世界最先端の音声合成技術を使った双方向音声案内デジタルサイネージです。情報工学の各専門分野の高い研究力とそれらを統合する技術力を結集するものです。
新たに導入された機能
多言語による音声案内
音声認識技術・音声合成技術を用いた日本語の音声対話に加え、英語及び中国語による音声対話に対応しました。今後も対応言語を増やしていきます。
手話による案内
手話による案内を実現しました。キャラクターは音声と手話で応答します。
緊急地震速報
株式会社エーアイシステムサービスの緊急地震速報システム「Ai-SYSTEM」と連携することで、地震が発生した際、即座に震度を予測し、緊急回避行動を促します。
男性モデルの導入
従来の3Dキャラクター「メイ」の弟である「タクミ」が新たに加わりました。今後は「メイ&タクミ」として学校案内・イベント案内などを行います。
ハードウェアデザインを一新
筐体には4Kディスプレイを2枚装備し、マイクスタンドには案内用のタッチディスプレイを導入しました。赤外線センサーを用いた新着情報案内や、顔認識技術を用いた視線追従、学内カレンダーと同期することによる投稿イベント表示機能など、従来の機能を引き継いでいます。
説明会&デモンストレーション
6月5日、NITech Hallホワイエと正門前にて、説明会とデモンストレーションを行いました。
ホワイエでは、内匠理事の挨拶の後、徳田恵一教授によって新機軸の説明が行われました。
その後、場所を正門前へと移し、メイ&タクミのお披露目とデモンストレーションを行いました。
メイがタクミと交代する場面や手話で案内をする場面ではギャラリーから驚きの声があがるなど、大盛況のうちに終了しました。
今後は近隣の公共交通機関との連携など、さらに内容を充実させていく予定です。
ぜひ新しくなったメイとタクミに会いに来てください。
お問い合わせ
新デジタルサイネージに関すること
名古屋工業大学大学院工学研究科 教授 徳田恵一
TEL: 052-735-5404 E-mail: tokuda[at]nitech.ac.jp *[at]を@に置換してください
広報に関すること
名古屋工業大学企画広報課広報室
TEL: 052-735-5316 E-mail: pr[at]adm.nitech.ac.jp *[at]を@に置換してください
参考:NHKによる報道
- NHK ニュース
- NHK 東海 NEWS WEB:名工大 手話や英語でも大学案内
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