名古屋工業大学基金

文字サイズ

2024年度エミリー&エミール奨学金

事業内容 一個人からの寄附を原資に実施する、博士後期課程 1年次に在籍する外国人留学生を対象とする奨学金事業

このたび、名古屋工業大学基金を通じてエミリー&エミール奨学金を受給いたしました。ご支援いただいた寄付者の皆様に心より感謝申し上げます。
現在、「生産効率と労働者の健康を両立するスケジューリング手法」の研究に取り組んでいます。本研究は、生産効率の向上と労働者の健康を両立し、持続可能な社会の実現を目指すものです。
奨学金のおかげで経済的負担が軽減され、研究に集中できています。また、学会発表や専門知識向上のための講習受講、最新論文の収集にも活用させていただいております。
温かいご支援に心より感謝申し上げます。

エミリー&エミール奨学金の活用状況についてご報告いたします。現在、私は博士課程において古石橋の研究を進めており、その一環として中国福建省における実地調査を行う必要があります。この調査では、現地の古橋の構造や保存状態を詳しく記録し、研究に活かすことを目的としています。奨学金は主に調査に必要な機材の購入に充てました。具体的には、高精度の写真を撮影するためのカメラ、橋の全体像を把握するためのドローン、測量に必要な計測機器などを購入しました。また、現地調査に伴う交通費や宿泊費などの一部も奨学金で補填し、調査を円滑に進めることができました。本奨学金の支援により、研究をより深めることができ、大変感謝しております。

エミリー&エミール奨学金のご支援を賜り、心より感謝申し上げます。博士後期課程の1年生に過ぎませんが、研究に100%の時間とエネルギーを注ぎたいと強く望んでいます。しかし、同時に自分自身と家族の生活費も考慮しなければならないという現実があります。そのため、エミリー&エミール奨学金のおかげで、経済的な負担が大いに軽減され、研究に専念することができました。その結果、国内外の学会で何度も口頭発表を行い、学生優秀講演者賞などの栄誉をいただきました。この経験は、今後の研究に対する自信を深めるとともに、更なる努力を重ねていく励みとなりました。今後もより良い研究成果を上げ、社会に貢献できるよう努めてまいります。