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創造工学教育課程の清水唯羽希さんが第56回中部化学関係学協会支部連合秋季大会 油化学部門 オレオ奨励賞を受賞しました

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2025年12月25日掲載


受賞者

創造工学教育課程  (平下恒久研究室)

清水唯羽希

受賞名

第56回中部化学関係学協会支部連合秋季大会 油化学部門 オレオ奨励賞

(第56回中部化学関係学協会支部連合秋季大会)

受賞の内容

「次亜塩素酸ナトリウム五水和物によるアルコール酸化の展開」

次亜塩素酸ナトリウム水溶液を酸化剤とし、有機ラジカル種を触媒とするアルコールの酸化反応は、第1級アルコールのみを選択的に酸化できる方法です。ところが結晶化した高純度の次亜塩素酸ナトリウム五水和物を用いると、無触媒で第2級アルコールが酸化できることを私たちは報告しています。今回、性質の異なるアルコールの酸化反応を検討したところ、有機ラジカル種を触媒とした場合とは大きく異なり、立体的効果の影響は大きく受ける一方、電子的な影響は小さいことを明らかにしました。

受賞者のコメント

この度は、オレオ奨励賞を受賞することができ、大変光栄に思います。本研究を進めるにあたり、指導教員である平下恒久准教授をはじめ、日頃より多くの助言とご協力をいただいている研究室の皆様に心より感謝いたします。今回の受賞を励みに、今後もより一層研究活動に励んでまいります。

清水唯羽希さん(左)、日本油化学会東海支部長 纐纈守氏(右)