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大学院工学研究科博士後期課程学位論文審査基準

1. 課程博士・論文博士

(審査体制)

1 審査委員会の構成

指導教員を含む3名以上を博士論文の研究指導担当の教員の中から選出し,主査1名及び副査2名以上から構成される。
構成員の内,1名以上は他の大学院又は研究所等の教員等を審査員とする。

2 審査手順(審査の方法)

学位論文を受理する前に予備審査(専攻内審査)を行い,学位論文提出の可否を決定する。
審査委員会では,学位論文の審査及び最終試験を行う。

(評価項目(審査項目))

  1. 研究課題に国際的通用性・学術的意義が認められ,研究方法が妥当であること。
  2. 研究成果に独創性・新規性が認められること。
  3. 研究内容が明確かつ論理的に示されていること。
  4. 先行研究の適切な評価・引用により,研究課題を明確に示していること。

2019年度以前入学者(評価基準(学位論文が満たすべき水準))

博士論文は,論文内容の独創性,有用性及び考察の妥当性の観点から審査し,審査項目すべてについて水準に達していると認められるものを,最終試験及び学業成績を考慮した上で合格とする。

2020年度以降入学者(評価基準(学位論文が満たすべき水準))

博士論文は,論文内容の独創性,有用性及び考察の妥当性の観点から審査し,審査項目すべてについて水準に達していると認められるものを合格とする。

参考

ディプロマ・ポリシー

  1. 我が国及び国際社会の課題を技術的側面から理解し,産業社会の将来像を展望できる能力
  2. 1つ以上の分野での深い専門知識と産業技術に関する幅広い関心・洞察力
  3. 高い独創性と強い研究推進能力によってイノベーションを牽引する能力

2. 博士前期課程

(審査体制)

1 審査委員会の構成

指導教員を含む2名以上を修士論文の研究指導担当の教員の中から選出し,主査1名及び副査1名以上から構成される。
構成員の内,1名以上は他の大学院又は研究所等の教員等を審査員に加えることができる。

2 審査手順(審査の方法)

審査委員会では,学位論文の審査及び最終試験を行う。

2019年度以前入学者(評価項目(審査項目))

  1. 研究課題に学術的意義が認められ,研究方法が妥当であること。
  2. 研究成果に新規性が認められること。
  3. 研究内容が明確かつ論理的に示されていること。
  4. 関連研究の引用が適切になされていること。

2020年度以降入学者(評価項目(審査項目))

プログラム・
コース
生命・応用化学系プログラム
物理工学系プログラム
電気・機械工学系プログラム
情報工学系プログラム
社会工学系プログラム
社会人イノベーションコース
創造工学プログラム 社会人イノベーションコース(特定の課題についての研究の成果に変える場合)
審査項目
  1. 研究課題に学術的意義が認められ,研究方法が妥当であること。
  2. 関連研究の引用が適切になされていること。
  3. 研究成果に新規性が認められること。
  4. 研究内容が明確かつ論理的に示されていること。
  1. 研究成果とその将来的展望が目指すビジョンが産業社会等の視点で明確化されていること。
  2. 研究課題に学術的意義が認められ,研究方法が妥当であること。
  3. 関連研究の引用が適切になされていること。
  4. 研究成果に新規性が認められること
  5. 研究内容が明確かつ論理的に示されていること。
  6. 研究課題と成果が倫理的,法的,社会的観点及び複数の工学等の視点から評価・検討されていること。
  1. 研究課題に産業又は社会的意義が認められ,研究方法が妥当であること。
  2. 関連研究の引用が適切になされていること。
  3. 研究内容が明確かつ論理的に示されていること。

2019年度以前入学者(評価基準(学位論文が満たすべき水準))

修士の学位論文は,論文内容の新規性,有用性及び考察の妥当性の観点から審査し,修士の学位にふさわしいものを合格とする。

2020年度以降入学者(評価基準(学位論文が満たすべき項目))

学位論文は上記の審査項目すべてについて水準に達していると認められるものを合格とする。

参考

ディプロマ・ポリシー

  1. 人間,文化,社会の課題を技術的観点から理解・考察する能力
  2. 専門的課題・技術に関し,国内外の研究者・技術者と意見を交わすことのできるコミュニケーション力
  3. 基盤となる専門分野の高度な知識・技術と,専門的課題を発見し,専門性の深化によってこれを解決する能力

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