教育のグローバル化
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名古屋工業大学では、国際情報学専攻(ジョイント・ディグリープログラム)、日独共同博士プログラム(コチュテルプログラム)・国際連携エネルギー変換システム専攻(ジョイント・ディグリープログラム)及びダブルディグリープログラム等を通じ、教育のグローバル化を進めています。
国際連携情報学専攻(ジョイント・ディグリープログラム)
名古屋工業大学は、人工知能(AI)、マルチエージェントシステムを中心とする情報学分野で長年にわたり共同で教育研究活動を展開している豪州・ウーロンゴン大学と連携し、両大学の教育研究資源を活用したジョイント・ディグリープログラム(日本の大学が外国の大学と連携し、共同で開設した教育課程を修了した学生に対し、共同で単一の学位を授与する制度)による国際連携情報学専攻を設置しています。本専攻では両大学の世界トップレベルの教授陣による共同の教育指導を行います。情報学分野において世界をリードし新規研究分野を開拓できる研究者、国際的な展開を行うIT関連企業を始めとするグローバル企業において新規事業の開拓を先導するグローバルリーダーとしての実践的研究者・技術者を養成します。
日独共同博士プログラム(コチュテルプログラム)・国際連携エネルギー変換システム専攻(ジョイント・ディグリープログラム)
名古屋工業大学とドイツのエアランゲンニュルンベルク大学(FAU)は、セラミックス分野における2009 年の部局間交流協定、2011 年の大学間交流協定及び学生交流に関する覚書の締結以降、長年にわたって活発な教員・学生交流と共同研究を進めてきました。交流をさらに深めるべく、2019年10月からコチュテルプログラム(ヨーロッパの大学院で多く採用されている博士論文共同研究指導プログラム)を開始し、本プログラムを発展させ、2024年4月から博士後期課程に国際連携エネルギー変換システム専攻を設置し、ジョイント・ディグリープログラムを実施しています。
コチュテルプログラムの開始時には、本邦においては日本学術振興会(JSPS)の日独共同大学院プログラムとして採択され、(採択期間:2019年10月~2028年9月)また、ドイツ側においてもFAUの取組がドイツ研究振興協会(DFG)のInternational Research Training Group (IRTG)に採択されました。
本プログラムに参加する両大学の学生はそれぞれJSPS及びDFGから支援を受けることができ、本学にて本専攻に入学した学生はドイツでの1年間(10ヶ月以上)の研究留学を行うことになりますが、渡航費の支援を受けることが可能です。
本専攻では、カーボンニュートラル社会の実現に向けて、エネルギー変換システムの分野において優れて高度な専門知識を有し、新たな価値を創造し、協奏的に社会を変革できる人材を育成します。
ダブルディグリープログラム
グローバルに活躍する技術者や研究者を養成し、国際的に展開する企業や研究施設等へ輩出するための国際的な大学院プログラムとして、2012年から中国の海外協定校との間でダブルディグリープログラム(単位互換等により双方の大学から学位授与)を実施しています。