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電気・機械工学専攻の上野皓平さんがIEICE-KOSST JC-SAT2019でBest Paper Awardを受賞しました。

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2019年10月16日掲載


受賞者

電気・機械工学専攻岡本英二研究室
上野 皓平

受賞名

IEICE-KOSST JC-SAT2019 Best Paper Award

IEICE-KOSST JC-SAT2019(電子情報通信学会 衛星通信研究会)
電子情報通信学会 衛星通信研究会

受賞の内容

「Performance improvement of UAV-assisted data gathering system for distributed IoT terminals」

 第 5 世代移動通信システム(5G)のモノのインターネット(Internet of Things: IoT)接続ユースケースでは多数のIoT端末のセンサ情報を基地局へ省電力高効率に伝送することが求められているが、山間部や河川等に設置されたIoT 端末は基地局から遠いため十分な品質で通信できないという課題があった。
 そこで我々は無人航空機(Unmanned Aerial Vehicle: UAV)を一時的な基地局として用い、複数の IoT 端末からの同時通信を行う手法を提案し、既存のUAV情報収集システムよりも省電力かつ公平に情報収集が可能なことを計算機シミュレーションにより示した。
 本発表が優れた手法であると評価されBest Paper Awardを受賞した。

今後の抱負

 この度は、このような賞をいただき大変光栄に思います。これも、常日頃からご指導いただいた岡本先生、共同研究者の方、並びに共に議論した研究室メンバーのおかげです。心より感謝いたします。今後は、より実環境に即した条件における更なる性能改善に向けて取り組みたいと思います。

20191016ueno賞状.jpg左から岡本先生、上野さん、共著者のNICT辻 宏之 博士