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情報工学専攻の木村 正子さんが総務省 異能vationプログラム2021 ジェネレーションアワード部門にノミネートされました。

2022年01月28日掲載


受賞者

情報工学専攻 加藤 昇平研究室

木村 正子

総務省 異能vationプログラム2021 ジェネレーションアワード部門ノミネート

2021年度「ジェネレーションアワード」部門ノミネート発表

受賞の内容

「スゴミミ:シンプルに感情を分かち合える装着型機構的コミュニケーションツール」

感情の伝達の多くの部分は非言語情報によるものであり、さらにその非言語情報の多くは顔の表情によることが知られている。表情による非言語的コミュニケーションは、感情を伝える上で重要である。しかし、発達障害などの理由で顔の表情をうまく読み取ることができない人がいるという問題がある。今回の提案である「スゴミミ」は、頭部に装着した猫耳を模倣した薄い板と眉毛とをワイヤで接続し、眉毛の動きをその板(猫耳)に増幅して伝えることで、眉の動きの表現力を拡張する軽量で非電源なデバイスである。これにより、喜び怒り哀しみの感情を強調して表現することで、表情認知を支援する。「スゴミミ」は今までにないアイディアによるものであるが、根本に立ち返って改良し、実用化・普及・製品化を目指す。

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今後の抱負

この度、異能vationジェネレーションアワード部門にて22,164件の応募の中から上位288件に選出され、ノミネートされたことは大変喜ばしいことです。異能vationへの挑戦は8回目で2度目のジェネレーションアワード部門ノミネートでした。次こそは破壊的挑戦部門で採択される様に諦めない心と精神で日々研究に励み精進します。日頃より熱心にご指導を頂きます加藤昇平先生、佐久間先生、加藤昇平研究室の皆様、情報工学専攻や学内で応援して下さる先生方、東京での共同研究者の皆様、いつも応援して下さる皆様にこの場をお借りして心より御礼を申し上げます。ありがとうございました。

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