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身近な材料でつくる半導体

金属酸化物からなる半導体薄膜(酸化物半導体)を主な研究対象としています。亜鉛(ZnO)や銅(CuOx)、ニッケル(NiO)といった金属酸化物は、水や空気中の酸素を利用して作ることができるため、比較的簡単に合成できる材料です。私たちは特に、できるだけ簡単な装置で酸化物半導体薄膜を作る方法を探ることを目指しています。また、金属酸化物と関連の深い金属水酸化物にも注目し、半導体としての視点から電極応用などの研究を進めています。これらの材料の特性を理解し、新しい機能材料として応用することを目指しています。

電気・機械工学類|准教授

安部 功二(アベ コウジ)

ABE Koji

7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに

キーワード

酸化物半導体
金属水酸化物
電気化学
非真空成膜
薄膜

担当分野・プログラム

研究区分

応用物理工学
ナノマイクロ科学
電気電子工学

研究テーマ

  • 酸化物半導体の非真空成膜
  • 金属水酸化物の電気伝導性制御

メッセージ

シリコン(Si)の他にも、様々な半導体材料があります。銅の酸化物、ガリウムやタングステンの酸化物も半導体です。FeOOHのような水酸化物にも、半導体の性質を示すものがあります。意図せずに酸化物や水酸化物が出来てしまうこともあるように、これらの物質には作りやすい(出来やすい)性質があります。この特徴を生かして、あまりエネルギーを使わずに酸化物や水酸化物の半導体薄膜を簡単につくる研究をしています。しかし、このようにして作った半導体薄膜は、特性のコントロールが難しいといった欠点もあります。欠点を克服する作り方の探索や欠点があっても使える分野での応用を目指しています。